12月デビューしたばかりのクルーズ船が鹿児島市に寄港し、豪華な船内がお披露目されました。クルーズ船の県内への寄港は、年内最後。2024年は151回寄港し、過去3番目に多くなっています。
(横山あさみアナウンサー)
「鹿児島市の北ふ頭には今年最後のクルーズ船、三井オーシャンフジが寄港しています」
鹿児島市に寄港したのは、東京に本社を置く、商船三井クルーズが12月から運航を始めた「三井オーシャンフジ」です。
定員は458人で、全長は約200メートル。
23日に神戸を出発し、博多や韓国の釜山、鹿児島を経由して横浜に向かう7日間のコースです。
寄港を記念して27日、セレモニーが行われました。
客室は229室で、日本のクルーズ船では初めて、全てがスイートルームとなっています。どの部屋からも海を眺めることができます。
また船内には4つのレストランがあり、メインレストランでは毎日3食、コース料理を楽しむことができます。
(横山あさみアナウンサー)
「こちらを奥に進んでいくと、約300人入る大きなホールになっていて、毎日様々なショーが行われているそうです」
ミュージカルや落語など日替わりでショーが行われるホールも!さらにプールもあり、景色を眺めながらデッキチェアでゆったりと過ごすことができます。その他、本格的なエステサロンやヨガなどができるスタジオも。日常生活から離れて優雅なひとときを満喫できます。
2024年鹿児島にクルーズ船が寄港するのは、最後です。クルーズ船は過去3番目に多い、151回寄港しました。鹿児島港だけでも2023年より23回多い105回で、11月末時点で約20万人が訪れています。
(おもてなし隊)
「いままで10年間してきて、変わらないくらいの賑やかさが戻ってきて、にこにこして迎えられることが嬉しい」
県観光・文化スポーツ部PR観光課・増田聡子主幹)
「観光って平和にも繋がるものかと思っていて、鹿児島の文化を知ってもらって、良さを世界に方にわかっていただけたらと思う」
三井オーシャンフジは2025年4月、指宿にも寄港するということです。
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