川内駅で起きた貨物列車の脱線事故から2週間余り。物流への影響も長引いています。鹿児島市の書店では週刊誌などの入荷が遅れ対応に苦慮しています。
12日、JR鹿児島本線の川内駅で起きた貨物列車の脱線事故。脱線した車両は撤去されましたが線路の復旧作業などのため現在も川内と隈之城の間の運行がストップしています。物流への影響も。
(ブックセンターめいわ 柿田秀親部長)
「入荷が常に1日2日遅れている状態」
鹿児島市のこちらの書店では週刊誌や週刊コミックの入荷が通常より平日で1日、土日を挟むと2日ほど遅れていると言います。
(ブックセンターめいわ 柿田秀親部長)
「お客様も入荷日を分かってその日を目指して来られる。遅れの案内も直前じゃないと分からなかったりするのでお客様にうまく伝えられずそこも迷惑がかかっている」
入荷の予定が見通せない状況が続き、従業員の人数調整にも苦慮しているといいます。お客さんは…
(客)
「事故で遅れるんだったら仕方ないですね。次の入荷を待つかもう買わないか」
こちらの書店では学校関係から本の注文も受けていますが、仕事納めの27日までに納入を終えられず説明に回っているといいます。
(ブックセンターめいわ 柿田秀親部長)
「自然災害だったら数日でやむを得ないことなのでお客様も納得してくださることが多いが今回は事故から2週間ぐらいずっと遅れっぱなしの状況なので早く戻ってほしい」
JR九州は31日の夕方ごろ運行を再開する予定だと発表していて年内は影響が続きそうです。
この記事の動画はこちらから再生できます