指宿市山川の浜児ヶ水地区に伝わる伝統行事「サンコンメ」が行われました。
竹から飛び出した小銭を一斉に拾い集める子どもたち。指宿市山川の浜児ヶ水地区に伝わる伝統行事、「サンコンメ」です。市の無形民俗文化財にも指定されています。
数え年で15歳の少年たちが、小銭の入った約2メートルの竹筒を担いで、見物客の前でぐるぐるとまわります。その後、竹筒を地面に放り投げると割れた竹の中から小銭が出てきます。
この小銭を拾って神棚に供えると健康や豊作に恵まれると言われていて、子どもたちは夢中になって拾っていました。
(参加者)
「楽しかった。貯金しておきます」
(参加者)
「めっちゃ酔った。みんなが幸せになれるように祈って回した」
(参加者)
「楽しい年になると良い」
子どもたちは昔ながらの行事を地域一体で楽しんでいました。
この記事の動画はこちらから再生できます