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能登半島地震1年の今、考える 突きつけられた課題“半島防災” 専門家「主要道路の寸断鹿児島でも」

KYTニュース 2025年1月8日 19時39分

 発生から1年が経った能登半島地震では主要な道路が寸断され多くの集落が長期間にわたって孤立するなど課題が浮き彫りとなりました。災害が起きた際に孤立するリスクが高い半島地域。特集は2つの半島を抱える鹿児島に突き付けられた課題を考えます。

 2024年1月1日、午後4時10分。石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。輪島市と志賀町で震度7を観測し、災害関連死を含めて2024年末時点で504人が死亡、2人が行方不明となっています。珠洲市など被害が大きかった地域につながる主要な道路が寸断され、3000人以上が孤立。被害状況の把握や支援物資の搬入、人員の輸送などが遅れるという問題が起きました。

 地理的に平地が少なく交通網がぜい弱とされ、災害で孤立するリスクが高い半島地域。鹿児島県は薩摩半島と大隅半島の2つの半島を抱えています。それぞれの半島の先端に位置する南さつま市、錦江町、南大隅町、肝付町は2024年2月、会合を開きました。

(県半島特定地域振興協議会・本坊輝雄会長)

「大隅半島を逆にしたような能登半島の地形。半島地域で生活する中で災害に対してどう向き合っていくか孤立化する住民をどう支えていくか」

 孤立集落への物資の輸送や情報収集など想定される支援や課題について意見を交わしました。4つの地域のうちの1つ、肝付町は豪雨災害で孤立した経験があります。

 ”半島防災”という課題にどのように向き合えばよいか、考えます。

(詳しくは動画をご覧ください)

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