また、教職員の不祥事です。大隅地区の県立学校の42歳の男性教諭がわいせつ目的で女性の体を触るなどして懲戒処分を受けました。今年度の懲戒処分は15日に発表された3件を含め23件、昨年度の倍以上に膨れ上がっています。
県は15日に教職員の懲戒処分を3件発表しました。大隅地区の県立学校の42歳の男性教諭はおととし、県内で知り合いの女性にわいせつ目的で体を触るなどしました。女性から学校関係者に相談があり発覚したということです。男性教諭は行為を認めていて「心から身勝手な行為を謝罪したい」などと話しているということです。県はこの男性教諭を停職3か月の懲戒処分としました。
このほか、鹿児島地区の県立学校の48歳の男性の事務主査は去年「忌引き」と嘘の申請をして2日間、休んだり少なくとも10日間、正当な理由なく欠勤しました。さらに、再三指導を受けたにも関わらず適切な勤務処理を行わず停職3か月の懲戒処分となりました。
また、北薩地区の26歳の男性講師は去年6月、薩摩川内市内のコインランドリーで3回に渡って他人の洗濯物を手に取り、減給6か月の処分を受けています。
今年度の教職員の懲戒処分はこれで23件、昨年度の倍以上に膨れ上がっています。県教職員課の中島 靖治 課長は「重大な不祥事が続けて発生していることは遺憾である。学校、市町村教育委員会と連携し不祥事根絶に取り組みたい」などとコメントしています。
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