薩摩半島と大隅半島を結ぶ4つ目の定期航路です。鹿児島市のマリンポートかごしまと鹿屋港の間を小型の高速旅客船が就航することがわかりました。2月1日から毎日、運航する方向で最終調整しているということです。
マリンポートかごしまと鹿屋港の間に新たに就航するのは鹿児島市谷山港のなんきゅうドックが運航する小型の高速旅客船です。
なんきゅうドックによりますと、去年10月に国交省の九州運輸局から定期航路の許可がおり、現在、県とマリンポートかごしまの桟橋や鹿屋港の使用について詰めの作業が行われていて、2月1日の就航に向け最終調整が行われているということです。
船は毎日、朝と夕方に1往復、1日2往復を計画していて運賃は片道1800円、割安で乗船できる回数券も検討されています。乗船時間は、片道30分で自転車を積むこともできます。
なんきゅうドックの今村 弘彦 会長は「錦江湾という豊かな自然を活用しない手はない。観光だけでなく生活航路としても利用して欲しい」と話しています。
薩摩半島と大隅半島を結ぶ定期航路は桜島フェリー、鴨池・垂水フェリー、なんきゅうドックが運航する山川・根占航路に続いて4つ目です。
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