学生の街・騎射場を盛り上げようと、鹿児島大学の学生と飲食店がコラボして県産の鶏肉を使ったオリジナルのメニューを開発しました。キシャバノ横丁で先週末、期間限定で提供されました。果たして出来栄えは?
県は若い世代に県産の食材をもっと広く知ってもらおうと様々なアイデアを学生から募集する「かごしまおいしいものプロジェクト」を行っています。その一環として学生の街・騎射場で開かれたのが「推し鶏選手権」です。
鹿児島大学農学部の藤山陽菜さんが県産の鶏肉の魅力を多くの若者に伝えようと企画しました。
(鹿児島大学・藤山陽菜さん)
「どうしても牛の方がフォーカスされがちだが鶏肉にあえてフォーカスして今回企画を作った」
鹿児島大学の農学部や工学部の学生など3つのグループが参加。「南国かごしま屋台村キシャバノ横丁」の3つの飲食店とコラボして鶏肉を使ったオリジナルのメニューを開発しました。
これまで写真を見て投票する「ビジュアル部門」が行われていましたが、17日から3日間、実際に料理を提供し、食べてもらって投票する「味部門」が行われました。店内には推し鶏選手権のメニューが登場!コラボした店がほとんど手を加えることがなかったという料理は味はもちろん、彩りも豊かで見た目も楽しめます。
こちらの赤鶏のパリシャキ巻きは鹿児島ならではの赤鶏にキュウリやトマトなどの野菜もふんだんに使っていて食感が楽しめる一品です。
(参加した学生)
「普通の春巻きとは違った特徴を出したいよねと中身に野菜を多めに入れたり山芋を入れたり食感が楽しくなるような感じ」
「おいしい」
他にも県産の鶏肉にチーズをたっぷりのせて焼いた食べ応えあるガッツリメニューにコーンやグリンピースなどが飾られた見た目も楽しめる「イロ鶏焼売」も並びました。
(鹿児島大学・藤山陽菜さん)
「鹿児島県の農産物の魅力を自分がこれまで知らなかったことなど学んできたがより多くの人に知ってもらいたい。農家のお手伝いという形で鹿児島の農業をもっと発展させていけるように貢献していきたい」
推し鶏選手権のグランプリは1月中にキシャバノ横丁の店内に掲載されるということです。
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