県内各地で晴天に恵まれた22日、出水平野で冬を越したツルが故郷のシベリアなどに帰る北帰行が始まりました。出水平野には今シーズン1万2992羽のツルが飛来し28季連続の万羽鶴となりました。午前10時すぎ、ナベヅル8羽が飛び立つのが確認されるとその後も24羽の北帰行が確認されました。去年より7日早い始まりだということです。
出水平野では今シーズン鳥インフルエンザが38例確認され104羽のツルやカモが回収されました。
(クレインパークいずみ 堀昌伸館長)
「(鳥インフルエンザを)最初心配したが徐々に落ち着いてきた。この光景が見られるのは日本でも世界でもここだけと思っている、まだまだツル観光できますのでぜひ見に来ていただきたい」
ツルの北帰行は3月下旬まで続きます。
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