県と鹿児島市がオール鹿児島で取り組んでいるスタジアム構想。新たな候補地には鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルの跡地が取り沙汰されています。スタジアムの整備の今後の方向性について県と鹿児島市が27日、意見交換を行いました。
(記者)
「鹿児島市のスタジアム構想の新たな候補地として浮上しているのが老朽化に伴う移転を目指す、ここ鹿児島サンロイヤルホテルの跡地。そのサンロイヤルホテルでこれから県と鹿児島市の意見交換会が行われる」
意見交換会には塩田知事、鹿児島市の下鶴市長、県と市の幹部職員も参加しました。
(塩田知事)
「北ふ頭から市街地の方に人をどう回遊させていくかを今後市と連携しながら検討していく必要がある」
(鹿児島市・下鶴市長)
「特に若い世代にえらばれるまちの実現に向けて県そして国と力を合わせて全力で取り組んでまいりたい」
鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルは老朽化に伴い、県が所有する住吉町15番街区への移転を希望。その跡地について塩田知事と下鶴市長はともに「新たなスタジアムの候補地となりうる」としています。
意見交換会では、スタジアムの整備について新たな候補地の選定など引き続き協力して進めることを確認したということです。
(塩田知事)
「サッカースタジアムについては県と市が一緒になって候補地のリストアップを進めている。引き続きオール鹿児島という認識を共有しながらしっかり連携して取り組んでいく」
(鹿児島市・下鶴市長)
「サンロイヤルの跡地については今サンロイヤルホテルから県有地への移転の希望が出されていて当該県有地についてはこれから県のほうで公募がなされていくと承知しているのでその状況を注視したい」
鹿児島市街地の渋滞についても話し合われ県と市は鹿児島東西道路の整備など国とも連携しながら対策を進めるとしています。
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