準天頂衛星「みちびき6号機」を搭載したH3ロケット5号機が2日夕方、種子島宇宙センターから打ち上げられました。打ち上げは無事に成功し、H3ロケットは、4機連続での打ち上げ成功です。
(記者)「今リフトオフしました!」
2月2日午後5時30分に種子島宇宙センターから打ち上げられたH3ロケット5号機。搭載していた準天頂衛星「みちびき6号機」を所定の軌道で切り離し、打ち上げは無事、成功しました。
日本版GPS衛星と呼ばれる「みちびき」は、スマートフォンなどで使用されている位置情報の精度を高めるほか、災害時の情報などを伝える役割を担っています。
今後の日本の宇宙産業の核となるH3ロケットの4機連続の成功を、多くの人が喜びました。
(南種子町在住)
「今までで一番感動したかもしれない。こんなに長く見られたの初めて」
(愛知から)
「業界は違うが、設計の仕事している。そういう人たちがたくさん関わってあれだけのことを成し遂げていると思うと一技術者として感慨深い」
みちびき6号機は、約半年後に測位を開始し、準天頂衛星システムは5機体制となる予定です。
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