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「桜島学校」整備費が11億円増の約62億円に 資材費高騰で工事入札2度不調

KYTニュース 2025年2月3日 19時29分

 鹿児島市が整備を進める義務教育学校「桜島学校」の新校舎の整備費が当初の計画より11億円ほど増え約62億円となることが分かりました。市議会の承認が得られれば4月にも再入札を行う方針です。

 鹿児島市は桜島の8つの小中学校を統合し、市内初の9年制の義務教育学校「桜島学校」を開校する計画を進めています。

 しかし、校舎の新築工事の入札が資材費の高騰などの影響を受け2度不調に。市は工期や設計の見直しを進めていましたが、整備費が当初の計画より11億円増え約62億円となることが分かりました。今年度の一般会計補正予算案に盛り込み来週開会する市議会に提案。可決されれば4月にも再入札を行いたいとしています。

 桜島学校について市は現在の桜島中学校の校舎を活用することで予定通り来年4月に開校。新たな校舎の供用開始は1年遅れの4がつを2027年4月を目指しています。

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