保育の質を高めるため県内の保育士が互いに学び合う研究大会が鹿児島市で開かれました。元バレーボール日本代表の迫田さおりさんが講演し保育士にエールを贈りました。
鹿児島市で開かれた保育事業研究大会には保育士など約300人が参加しました。女子バレーボール元日本代表の迫田さおりさんが「心を磨いてくれた人たちとの出会い」をテーマに講演。先輩たちのおかげでバレーボールを楽しめるようになった経験を振り返り、「頑張っていれば必ず見てくれる人がいる。1人で抱え込まないで」と呼びかけました。乳幼児を預かる責任の重い仕事と向き合う保育士にエールを贈る場面も。
(迫田さおりさん)
「時々お迎えに行ったりするけど甥っ子の1日の様子をすごく丁寧に教えてくれて、たくさんいる中でも1人の子をちゃんと見てくれてるんだと」
(保育士)
「保育について(世間の目が)厳しい時期もあったので不適切(保育)とか。日々悩むことがあるから自分にも重なるところがあって元気をもらえた」
(保育士)
「苦手な所はフォローしてもらって逆に向こうが困っている時は手を差し伸べるというのを日々気にしながら仕事してたがそれを改めて実感できて勉強になった」
このあと「療育」や「食育」などテーマごとの分科会が開かれ代表の園が取り組みを報告しました。運動会やお遊戯会などの行事を見直し子ども達のやりたいことを叶える「フェス」を始めた事例が紹介されるなど、園の垣根を超えた学び合いが行われました。
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