Infoseek 楽天

平川動物公園や維新ふるさと館など96施設 鹿児島市10月から値上げへ…「市外料金」も導入

KYTニュース 2025年2月12日 19時30分

 鹿児島市は平川動物公園や維新ふるさと館など多くの公共施設の入場料や利用料を10月から値上げする方針を示しました。市外からの観光客が見込める14の文化・観光施設では市民より高い「市外料金」を設けます。

 鹿児島市は12日、体育館や文化施設など96の施設について、10月から値上げする方針を発表しました。平川動物公園や水族館、維新ふるさと館など市外から多くの利用が見込まれる14の文化・観光施設については新たに「市外料金」を導入します。燃料費や人件費、物価の高騰が改定に至った理由で、平均で66%の値上げになるということです。

 主な施設では、平川動物公園の入園料が鹿児島市民は1.5倍の750円、市外に住む人は2倍の1000円。維新ふるさと館や美術館は市民が450円、市外に住む人は600円となります。

(鹿児島市・下鶴市長)

「観光文化施設などなるべく市民の方の負担の上げ幅を抑えるために市外料金を導入することにした。できる限りの対応を取っていくのでご理解賜りたい」

 料金の改定は開会中の3月議会に提案され可決されれば10月から行われます。これによる増収見込額は半年間で2.2億円だということです。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事の関連ニュース