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中1息子「小遣い足りない、家事も勉強もしたくない」母に反抗期全開「距離の取り方がわからない」悩みに経験者たちが助言

まいどなニュース 2024年7月11日 7時10分

「中1男子、反抗期真っ只中の適切な距離の取り方がわからなくてしんどいです。どうすれば良いのかわからない」
maiさん(@rint_mai)がThreadsに思わず吐露してしまった悩み。

「日本語まったく通じない」
「適切な距離を保ち適度に流しましょう」
「ほっておきましょう!」
「必要なことだけ言ってあとは黙る」
「反抗期思春期ダブルパンチでズタズタにされてます」
「反抗期真っ只中でぶつかり合うことも お互い頑張りましょう」

maiさんのもとには、同年代のお子さんを持つ方、反抗期を乗り越えた方からの声が続々と集まりました。

「めちゃくちゃ刺さるご意見をたくさんいただきました ありがとうございました」とお礼を投稿したmaiさんにお話を聞きました。

危険や支障がなければ見守ることに

――思わず書き込んでしまった出来事が?

言い返しや無視が多くなり、小遣いが足りない。でも、家事手伝いたくないし勉強もしたくないと反論。真ん中を取ろうとしてもお金だけほしいと言われて…その後無視です。初めて悲しくなったタイミングで書き込みました。

――反抗期はいつくらいから?

小6の後半からです。機嫌は日によりますが、平日は疲れもありあまり顔を合わせずに済んでいますし、息子もあまり話しません。土日はすることがなく一日中ゲームをしたいけど、私や夫にひとこと言われると思ってイライラしています。

――小学生の時はどんなお子さんでしたか?

小学生の時は自分で決めようとせず、他人に委ねることが多かったです。反抗なんてしてこず「そうかもね」といった感じで受け入れてくれていました。

――急な変化に戸惑いますよね。ご家族は何と?

夫に対しては反抗期がないようで、頭ごなしに叱っている時もあれば、「お母さんに内緒やで」と2人で出かけて甘やかしてくれたりしています。年頃だから仕方ないと思っているようですが、「私への態度がひどい」と叱っています。

息子も父親は怖いようで、無視はしますが偉そうな態度は取りません。娘はお兄ちゃんが大好きです。泣かされる時も多いですが、へこたれません笑。

――旦那さんが甘やかしてくれたり叱ってくれるのはmaiさんにとってもありがたいし、息子さんにとってもきっと良いですよね。maiさんの気持ちに寄り添う頼もしいアドバイスがたくさん届いていました。

「放っておく」が本当に多かったので、危険がなかったり支障がなければ見守ることにしました。反抗期は必要なことだと理解はしているのですが、辛いです。しかし、皆さんの「わかる!!」という共感コメントや「自分はこうだった」など、様々なご意見をいただいて「一人じゃないんだ!」と励まされました。スレッズは誰の悩みにも親身に答えてくれる人ばかりで救われる思いです。

◇      ◇

今回の悩みに対しては、赤裸々に、具体的に経験談や思いを共有してくださる方々が多く、反抗期の子への悩みはだれもが抱えるものということが伝わってきました。

「中学時代が一番ひどかったです。日本語まったく通じない。会話にならない。何言っても響かない。結局放っておきました。私の心の安定のために。話しかけたり、伝えたいことがある時は機嫌がいい時だけにしました。怒るというか、注意するのも機嫌がいい時だけ。イライラしてる時に何か言ってもなんも伝わらないから。高校入って、やっと多少会話できるくらいに落ち着きました笑」

「ほっておきましょう!それが1番です!自分がその頃ほっておいて欲しかったでしょ?けど、息子には釘刺しました。あなたは私が大人で経験してるから理解してるから反抗させてあげてるのだと!勝手に反抗してる気になるなよ!って」

「中1女子の母です まさに、反抗期思春期ダブルパンチでズタズタにされてます しんどい気持ち分かります。距離感、会話、どれをとっても気をつかう毎日…機嫌が良いとぺちゃくちゃ話ししますが、大人気なくぶつかり合ってます ほどよくほっといてほどよく関わる。自分が10代の頃を思い返しては母親の有難み噛み締めてます」

「ほっといて、ダンナさんと楽しい毎日を過ごしてください。反抗期にかまってばかりだと、知恵をつけて親を操作しようとしてきますよ。『こういう態度をしていれば親はこうしてくれる』という考えを持つようになります。『困ったときに声をかけてね。できればやばい状態になる前に』って私は伝えてました。気には掛けても絡まない。美味しいご飯を日々作れるよう頑張ることに注力しました」

子どもの反抗期、感情をうまくコントロールできない時期であるとはわかっていても、ついつい口うるさくなってしまったりそんな自分に自己嫌悪に陥ったり…。筆者にも中学生の息子がおり、本当に親業ほど難しいものはないなと痛感しています。家族のことであり、逃げ出すわけにもいかず放置することもできず真正面から向き合うとメンタルが疲弊…。「先回りはNG」「“良かれと思って”もタブー」とはいえ、やること成すことすべて否定されている気分になり悩みは尽きません。

そんなときはmaiさんのようにSNSにポロッと本音を吐き出すことも大事なのかなと感じました。同じ悩みを抱えている仲間がきっといるはず…。人生の先輩方からのアドバイス「ご飯は準備しつつ適度な距離で放っておく」、心に留めておきたいと思います。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 真弓)

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