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異性に幻滅しても…女性の4割「お相手に伝えることはしない」その後は「早々に関係を解消」する人多く

まいどなニュース 2024年7月5日 7時50分

みなさんは、恋人や好意を持っている異性に対して、がっかりした経験はありますか。結婚相手紹介サービスを提供する株式会社オーネット(東京都中央区)が実施した「独身男女の異性に幻滅(がっかり)した経験」に関する意識調査によると、男女いずれも「想定外の状況下の態度や言動に幻滅(がっかり)した」という回答が最多となりました。では、幻滅した後の相手との関係性はどうなったのでしょうか。

調査は、全国の25~34歳の独身男女474人(男性252人、女性222人)を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。

調査の結果、男性の47%、女性に至っては63%が「交際間もない恋人または好意を寄せる異性に対して幻滅(がっかり)した経験がある」と回答しました。

また、「異性に幻滅(がっかり)してしまった状況」については、男女いずれも「思い通りに物事がすすまない時などの想定外の状況下の態度や言動に幻滅(がっかり)した」(男性37.0%、女性36.7%)や「買い物や食事をした際の店員やスタッフに対して幻滅(がっかり)する態度や言動」(男性24.4%、女性23.0%)などに回答が集まりました。

他方、「自身に対する態度や言動で幻滅(がっかり)したシーン」としては、男女ともに「なれなれしく違和感のある距離感で接してきた」(男性25.2%、女性31.7%)が最多となり、男女共通の認識とはいうものの、女性のほうが男性よりその意識が高いことが読み取れました。

一方で、「スマホを気にする態度」(男性24.4%、女性19.4%)と「場違いな身なり(服装)で現れた」(男性17.6%、女性10.8%)という回答では、男性のほうががっかりする傾向が見て取れました。

次に、「幻滅する(がっかりする)態度や言動があった際に、お相手にそのことを伝えましたか」と聞いたところ、男性は、「その場では伝えず、その日のうちまたは翌日に伝えた」「自分の思いを伝えることはしなかった」(いずれも28.6%)が最多となりました。

一方、女性では「自分の思いを伝えることはしなかった」(41.0%)が次点の「後日タイミングを見て遠回しに自分の思いを伝えた」(19.4%)よりも20pt以上高くなっていることから、男女で幻滅(がっかり)した後の意識、行動の違いが出る結果となりました。

最後に、「幻滅する(がっかりする)態度や言動があったお相手と、その後の関係性はどうなりましたか」と尋ねたところ、男性は「少し距離をおいて接するようになり関係性は薄れた」(32.8%)が最多となったのに対して、女性では「早々に関係を解消し疎遠になった」(29.5%)、「自分のタイプではないと判断しそれまでの関係性はなくなった」(28.8%)などが上位を占め、女性はがっかりしたことで相手に対する好感度が大きく低下してしまい、それまでの関係性を解消または関係性が疎遠になってしまう傾向が強いという実態がうかがえる結果となりました。

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【出典】
▽結婚相手紹介サービス「オーネット」調査

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