日本国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社SalesNow（東京都渋谷区）は、このほど上場企業における「自動車業界の平均年収ランキングTOP10」を発表しました。その結果、平均年収が最も高かった企業は「トヨタ自動車株式会社」（895.4万円）となりました。
ランキングは、2023年4月～2024年4月の期間に同データベースから商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報やホームページ、SNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出し・ランキング化したといいます。そのほかの結果は以下の通りです。
▽自動車業界の平均年収ランキングTOP10
【1位：トヨタ自動車株式会社（895.4万円）】
日本最大手の自動車メーカーで、トヨタグループの中核企業です。世界最大の自動車メーカーの1つでもあり、売上高やブランド力も世界で上位を誇っています。合理性を追求した生産管理システムも有名な特長です。
【2位：日産自動車株式会社（850.9万円）】
15の国や地域に生産拠点を置く多国籍自動車メーカーです。筆頭株主であるルノー、三菱自動車工業の3社で「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成。自動車グループで高い世界シェアを誇っています。
【3位：本田技研工業株式会社（822.1万円）】
二輪車や四輪車などを手掛ける輸送機器メーカーです。オートバイの販売台数や売上高は世界首位を誇ります。小型ジェット機や芝刈機も国内外で高シェアです。自動車は「HONDA」と「Acura」のブランドで展開しています。
【4位：ヤマハ発動機株式会社（812.2万円）】
二輪車で世界的なシェアを誇る輸送用機器を製造するメーカーです。バイク、電動バイク、電動アシスト自転車、ボートやウェーブランナーなどのマリン製品、発電機、除雪機など、さまざまな商品を生産しています。
【5位：株式会社デンソー（811.4万円）】
愛知県に拠点を置くグローバルな自動車部品メーカーです。先進的な技術で開発したさまざまなシステムや製品を世界中のカーメーカーに提供しています。自動車部品業界では国内1位の売上高を誇るのも特長です。
以降、6位「株式会社豊田自動織機」（792.9万円）、7位「いすゞ自動車株式会社」（777.0万円）、8位「NOK株式会社」（744.6万円）、9位「三菱自動車工業株式会社」（743.7万円）、10位「川崎重工業株式会社」（736.5万円）と続きました。