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ドライアイスは冷やしたい物の「上」?「下」? アイス・冷凍食品の持ち帰りに役立つ“冷却テクニック”

まいどなニュース 2024年7月19日 14時0分

アイスや冷凍食品などを購入した際、持ち帰るまで溶けないように保ってくれる「ドライアイス」。東京ガスのくらし情報メディア「ウチコト」の公式Xアカウント(@uchicoto_tg)が、これからの時期に知っておきたい「ドライアイスの効果的な使い方」についてご紹介しています。

ドライアイスの効果的な使い方とは?

ドライアイスは、「二酸化炭素(炭酸ガス)」を固体にしたもの。溶けても氷のように液体にはならず、無味無臭の気体・炭酸ガスに戻って「気化(昇華)」します。

ドライアイスを空気中に置いておくと、霧状のスモークが立ちますね。ドライアイスはマイナス約79℃と大変温度が低いため、空気に触れ、空気中の水分が凍って白煙が発生する特性によるものです。ドライアイスを水に入れると、一気にドライアイスが温められ気化するので、もくもくと大量にスモークが立ちます。

▽置き方に注意する…冷やしたい物の下ではなく上へ置く

冷気は「下へ下へ」と降りていく性質があります。そのため、ドライアイスは「冷やしたい物の下ではなく上」に置きましょう。箱に複数の食品を入れてドライアイスで冷やす場合、物と物の間に隙間を空けておくと、隙間に冷気が回るので、効果的に冷やすことができます。

▽氷の上に置く

氷の上にドライアイスを置くと、氷が溶けるのを防いでくれます。

▽急速冷凍にも使える

ドライアイスを細かくして保冷する物の周りに敷き詰めると、急速冷凍することも可能。大きなドライアイスは「中心部」から割ると、細かい破片が出にくく無駄なく使えます。「布や新聞紙」などを敷いた上にドライアイスを置いて割ると、安定して割りやすくなります。 

▽新聞紙などに包む

ドライアイスを長時間使うコツは、「気化するスピードを遅らせること」。新聞紙や布に包むと、気化するスピードを抑えることができます。

【ドライアイスを使う時の注意点とは?】

便利なドライアイスですが、取り扱いの際は以下の点に注意し、安全に配慮しましょう。

・素手で触らない
・ペットボトルや瓶などに入れて蓋をしない
・換気の良い場所で使う
・口に入れない

▽出典
・東京ガス「ウチコト」公式X/ドライアイスの置く場所は冷やしたいものの上?下?
・東京ガス「ウチコト」公式/ドライアイスの使い方&気をつけることは?

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