寺院の石碑の陰にとけこむようにうずくまる猫ちゃんの姿を写した写真が「Ｘ」で話題になりました。「……おわかりいただけただろうか」と問いかける投稿主さんですが、どうでしょう、見つかりましたか？
上手に猫ちゃんを見つけられた人からは「おるね こっち見てるね」「守護神として鎮座してますね… 眼光鋭い…」「涼んでくださいな」などの声が届いています。
投稿主の「沙弥行徳」（@yukiho112）さんは続けてリプライ欄に「答え合わせ 僕は最初わからなくて、気付いて慌てて動画を撮ったらネコチャンも頷いてくれてました（違う）」というひと言とともに動画をポスト。そちらを見てみると…いました！ひょこっ、と石碑の横から顔をのぞかせています。
沙弥行徳さんに、思わぬ場所で猫ちゃんを見つけた時のことをお聞きしました。
撮影後、視線を感じて…
――写真を撮影した時のことを教えてください。
場所は奈良県中部の寺院です。猫が居るのは行基さんの石碑で、中央は阿弥陀如来の像で、左は地蔵菩薩です。
――石碑の陰に猫ちゃんを見つけた時のお気持ちは。
撮影したときは気付いていなくて、撮り終わってから何となく視線に気付いてびっくりしました。
――動画も拝見しました。猫ちゃんはどんな様子でしたか？
猫はたぶん僕が気付かずに立ち去ると思っていたようで、カメラを向けたらめんどくさそうに立ち上がりました。
――この後は？
このあたりが縄張りのようで、また行基さんの石碑の辺りに伏せていました。
◇◇
写真が大きく拡散し、たくさんのコメントが来たことについて沙弥行徳さんは「いつもの投稿のように上げたら皆様が結構反応してくださって、コメントが大喜利みたいになってきて楽しく読ませて頂きました」と喜びと感謝の思いを話しています。
（まいどなニュース特約・山本 明）