「バギーの後ろは？って、聞かれるけど 後ろ姿がこちらです」
こんなポストをされたのは、おーやん（@bujerman）さん。人気漫画ONE PIECEの敵ながら、なぜか憎めないキャラでお馴染みのバギーのコスプレをされています。めちゃくちゃクオリティが高いですね…てか、上半身と下半身が切れてる！後ろ、本当にどうなってるんですか！？
「ほんとにどういうこと笑」
「怖い、怖い、半分しかない」
「おめぇ、すんげぇな！！」
「ほんとにバギーはいたんやな」
投稿には、あまりに完成度の高いバラバラ具合に驚きのコメントが多数寄せられました。再現したおーやんさんにお話を聞きました。
ーーバギーのコスプレをしようと思ったのは？
「『コスプレをするならマジックと組み合わたら面白いのでは？』とずっと思っていました。海外のドッキリで今回のマジックは知っていたのでそれを組み入れました。
また、僕は『かっこいい』や『美しい』といった撮影は不得意で、むしろ面白い、周りの人を楽しませるエンターテイメント系が大好きなんです。それを実現させたのが今回のバギーでした。バギーは面白いのはもちろん、七武海や四皇とどんどん成り上がってしまうのがキャラ的にも大好きです」
ーーバラバラになったご自身の姿を見た感想は？
「バラバラに見えますね（笑）。僕自身がバラバラを再現して作った本人なので、僕が変なポーズをしてる、ここギミックが見えてるなと思っちゃいます」
ーーどうやって撮影しているのですか？
「前から見た画像は衣装のサイドに切れ目を入れて、柔軟、体幹を使いめっちゃ変なポーズをしてます（笑）。後ろから見た画像は僕が座っているだけです」
ーーバギーのコスプレをこの完成度に持っていくために工夫したところは？
「この完成度に持っていくために、学校のジャージを2着ほど犠牲にして衣装のパターンを作り試行錯誤しました。また家で練習を重ねたのですが家族に怖いわと言われました（笑）」
ーーコスプレを始めたきっかけは？
「『東京卍リベンジャーズ』のドラケンというキャラに僕が似ていたからです。会社の先輩後輩や友達から『ドラケンに似ている』と言われていたのですが、街なかでも『リアルドラケン』と声をかけられるようになり、声をかけてくれたひとりがコスプレイヤーさんでした。そこからコスプレイベントに誘われてコスプレを始めました」
ーーこれまでのコスプレの中で特にお気に入りの作品は？
「やはりコスプレを始めるきっかけとなった東京卍リベンジャーズのドラケンです！
コスプレをして初めて撮影した時の写真です」
おーやんさんは「コスプレは今やジャパニーズカルチャーです。僕が思うにコスプレの魅力は『キャラになりきって非日常が味わえる』、『イベントでたくさんの方に褒められたり交流できる』、『こだわりの作品を作ったりリアリティを突き詰めていける』ところだと思っています！僕自身は『キャラクターになりきり誰かを楽しませること』に楽しさを感じています！コスプレは自分が楽しむ行為なので初心者の方であっても他人の評価など気にせず楽しみながらチャレンジしてみてください」と話してくれました。
（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧）