漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の作者「松本ひで吉（@hidekiccan）」さんは、旦那さんと息子くんの「ぱるたん」、猫の「ガーラさん」とヒョウモントカゲモドキの「トカゲちゃん」と暮らしています。ガーラさんは、明るくておしゃべり、面倒見のよい、筋肉ムキムキの猫さんです。
今回の漫画のタイトルは「いいのいいの。全然いいから読んで～、なガーラさん」です。いったい何がいいのでしょうか。
松本さんは最近、読書用の王様みたいな立派なソファを買いました。これで思う存分好きな本が読めると高笑いする松本さんでしたが、気がつけば真ん中でくつろぐガーラさんにすっかりソファを取られています。
ある日、ソファに「ノーガーラ」なことを発見！ 今だとばかりに「オレのソファーだ！」（本当にそうなんだけど）と座りました。そこへガーラさんがやってきます。
すると、さっきまでの強気はどこにいったのでしょう。松本さんは小さく座り、ガーラさんに「はんぶん座る？」と聞きます。
ガーラさんは「そんな、いいのいいの！」と遠慮？して、ソファの狭い肘掛けにプルプルしながら座りました。その横で松本さんは読書を始めますが、肘掛けに細く座ってじっと見つめてくるガーラさんが気になって仕方がありません。結局ガーラさんにソファを譲り、松本さんが肘掛けに腰掛けて本を読むのでした。
この漫画に、リプ欄には椅子を占拠する猫や犬の可愛い写真があふれました。
「実家の猫様を思い出しました」
「猫あるあるすぎｗ（ゲーミングチェアもこうなりがち）」
「いいのいいの 自ら、忖度してくれればいいのよ♪」
「王様みたいなネコになっとる」
「ノーガーラー笑」
「どこの家でも同じですねー」
こんなコメントが寄せられて、漫画に納得のみなさん。松本さんにお話を聞きました。
──ガーラさんがソファに先に座っていたら、漫画のように座るのを諦めていたのですか？
半分座らせてくれることはありますが、彼女のポジションを奪うことは許されないようです。
──ガーラさん、強い（笑）。リビングの大きなソファもガーラさんに譲りがちなのでしょうか。
リビングのソファはさほどお気に入りではないので大丈夫です。一番のお気に入りは冷蔵庫の上なのですが、別に座りたくないので助かっています。
──それは助かりましたね。みなさん同じように猫様に椅子を譲っているようです。旦那さんももちろん？
優先！という気持ちはないのですが、なんか来られたら抗えないというか…猫という生き物の持つ不思議なパワーだと思います。
（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子）