突然ですが既婚女性のみなさんに質問です。ズバリ、パートナーのことは嫌いですか。ノマドマーケティング株式会社（東京都渋谷区）が実施した「旦那嫌い」についてのアンケート調査によると、2割弱の人が「旦那が嫌い」と回答したことがわかりました。では、どのようなきっかけで嫌いになったのでしょうか。
調査は、全国の30～59歳以下の既婚女性3000人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。
はじめに、「旦那が嫌いですか」と尋ねたところ、「好き」（好き34.5％、どちらかと言えば好き22.3％）と回答した人は56.8%。一方、「好きでも嫌いでもない」は25.5%、「嫌い」（嫌い9.5％、どちらかと言えば嫌い8.3％）は17.8%という結果になりました。
また、「旦那のことが嫌いになったきっかけ」について複数回答で答えてもらったところ、「思いやりがない」（754人）が最も多く、次いで「家事をしない」（602人）、「金銭感覚が違う」（464人）、「育児をしない」（427人）などが続きました。
そのほか、自由回答では「一番好きな人ではなかった」（39歳）、「ギャンブル依存」（47歳）、「下ネタが多い」（30歳）など、さまざまな意見が寄せられています。
さらに、「旦那が嫌いでも離婚しない理由」を教えてもらったところ、「経済的理由のため」（878人）、「子どものため」（759人）、「離婚するほどではない」（738人）といった回答が上位に並びました。
そこで、「旦那嫌いを解決するために、何か対策をしましたか」と尋ねたところ、「ストレスを発散する」（511人）や「いいところに目を向ける」（434人）などに回答が集まったほか、ポジティブな意見としては「2人の時間を作る」（38歳）、「なるべく優しい言葉遣いで話す」（44歳）などの意見が寄せられました。
一方、ネガティブな意見では「仕返しすると決意した」（50歳）、「夫のことは最低限しかしない」（45歳）という意見もみられました。
また、「嫌いな旦那と過ごすための工夫や考え方」については、「期待しない」（1174人）がダントツとなったほか、「同居人だと思う」（510人）という意見も挙がりました。
自由回答では「旦那が使っているタオルで私の脇や汗、足を拭いて掛けておく」（46歳）、「使えるところもあると思うようにする（運転など）」（38歳）など、こっそり仕返ししてストレス解消する人もいれば、スルースキルを磨く人もいました。
最後に、「旦那が好き」と答えた人を除いた1966人に対して、「これまで浮気・不倫を考えたことがありますか」と尋ねたところ、77.4％が「考えたことはない」と回答した一方で、「考えたことがある」人は13.1％、「実際に行動に移した」人は8.6％となりました。