ふつう卵の黄身と言えば、多少色に濃淡はあるが黄色いものと相場が決まっている。しかし今、SNS上で注目を集めているのは黄身も白身も真っ白の卵だ。
「TKが沖縄で買ってきた卵、お米を食べてるから黄身が白いと書いてあったが、まさかここまで真っ白とは!」と件の卵を紹介したのは「デザインのひきだし」(グラフィック社)編集長の津田淳子さん(@tsudajunko)。
この不思議な卵について津田さんに聞いた。
ーー卵のブランド名、産地などはわかりますか?
津田:パックを捨ててしまったのでブランド名がわからず。夫が沖縄の糸満にあるファーマーズマーケットで買ったそうです。
ーー召し上がった感想は?
津田:濃い黄身の卵と同じように、濃厚でした。白いからと言って薄味でもなくおいしかったです。
ーー投稿への反響について。
津田:ここまで白いとは知らなかったので、茹でて切って私もびっくりしました。投稿をご覧になった方も、同じように驚かれたんだろうなと思いました。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「ここまで白いモノを黄身と呼ぶのは果たして正しいのか…」
「もはや黄身ではない」
「こんなに真っ白なんですね!すごい!父が養鶏に関わってて、オレンジの黄身はよく見かけてましたが、ここまで白いのは初めて見ました。」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。調べたところ、この卵は日本最南端の養鶏場として知られる園芸ファームなかむら(沖縄県糸満市)の「白玉(しろたま)」という商品のようだ。普段のエサに米を配合することでこのような色味になり、時おりテレビやSNSで話題になる「白いオムライス」や「白い卵焼き」などもこのタイプの卵で作られるそう。ファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」の卵売場等で販売されているようなので、お近くの方はぜひ入手してお試しいただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)