総合格闘家でプロレスラーの桜庭和志（55）が「グレイシーハンター」として名をはせた当時のTシャツやマスクを復刻しました。
オレンジ色のTシャツとマスクをかぶり、ホイス・グレイシー戦に現れた桜庭の登場シーンは、格闘史に残る名場面です。桜庭は「懐かしいTシャツをちょっとリメイクしてみました。よろしければどーぞ!!」と自身の通販サイト「SAKU39SHOP」で販売しています。
桜庭和志は2000年前後、当時世界最高峰の総合格闘技イベントだったPRIDEで、カーロス・ニュートンやビクトー・ベウフォートら強豪を破って名を上げると、1999年にホイラー・グレイシーを倒し、2000年にホイス・グレイシーを15分無制限ラウンドで90分の熱闘の末、撃破。ヘンゾ・グレイシーにも関節技を極めて勝利するなどグレイシー一族を次々に打ち破り、「グレイシーハンター」として世界的に知られる存在となりました。
1999年に販売されたTシャツは胸に「Where there's a will（なるようになる）」とプリントされ、当時はレスリング出身の桜庭が片脚タックルをするイラストが描かれていましたが、復刻版は跳び上がった桜庭がホイス・グレイシーにパンチを放つ名シーンに変更されています。
Tシャツ復刻の知らせに、桜庭のインスタグラムには英語などで「あなたは伝説」「ロシアから敬意を込めて」「アメリカからどうやって注文すればいい？」などと歓迎のメッセージが寄せられていました。
Tシャツは4500円、マスクは2万5000円。二つそろえれば、ホイス・グレイシー戦の桜庭登場シーンが再現できます。