日々、多くの人が日本と海外を行き来する昨今。
SNS上では海外まで直行便でいける都道府県とその国を可視化したマップが大きな注目を集めている。
この地図を作成したのはジオグラフィック航空アナリストで移動・旅行アナリストのいつかいちくんさん(@itsukaichi_engi)。
シェアの面では成田国際空港のある千葉県を筆頭に、東京国際空港のある東京都、大阪国際空港、関西国際空港のある大阪府が圧倒的。海外との行き来に関しては、都市圏と地方では利便性に大きな差があることがよくわかる。
いつかいちくんさんにお話を聞いた。
ーーこのテーマに興味を持ったきっかけは?
いつかいちくん:最近海外からのインバウンド客が増えたことや、コロナ禍が明けて国際線が復活している中で、各都道府県の空港からどれだけ直行便で海外へ行けるのかが気になり、マップで可視化してみました。
ーーマップを作成して気づかれたこと、興味深かったことは?
いつかいちくん:台湾、韓国へ行ける都道府県が最多タイの22都道府県で、地方からの就航が目立ちます。また、羽田の国際化も目立ち、徐々に成田に追いついてる感じです。一方で中部地方や北関東にかけて空港空白地が目立ち、空港までのアクセスに課題を感じます。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
いつかいちくん:可視化されて分かりやすいというお声を頂きましました。今後さらに就航国が増えるところもあるので随時更新していきたいと思います。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「こうやって見ると、台湾ってどこからでも行きやすいんですね😆 また旅行に行きたいなぁ✈️」
「関西空港が意外とダメダメすぎる、、」
「こう見ると東京が圧倒的に便利だよなぁ…
よく考えてたら、地方に住んでたときは海外に行こうなんて全然思わなかった。
だって東京に来るまでが大変なんだもの。」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。みなさんがお住まいの都道府県の事情はいかがだっただろうか。
SNS上で鉄道、飛行機や地理に関する情報を地図上に可視化して発信しているいつかいちさん。今回ご紹介したようなXの投稿のほかに、noteでも最新トレンドに焦点を当てた記事を投稿しているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)