キズの痛みをやわらげ、早くきれいに治してくれるばんそうこう「キズパワーパッド」。実は、怪我をした際に「ただ貼る」だけでは、キズパワーパッドの性能を100%引き出せないと知っていましたか?となりのカインズさん(カインズ公式)のXアカウント(@cainz_san)が、Kenvue社でキズパワーパッドのマーケティング担当をしている浅沼さんに聞いた、キズパワーパッドの「正しい使い方」が話題に。
貼った前後で温める! 密着が性能発揮のカギ
なんと、キズパワーパッドは「温めて使う」のが正解で、温めるのと温めないのとでは密着力が全然違うそう。温めが足りずしっかりと貼れていないと、密着力が弱くなって剥がれる、防水性が発揮されない、バイ菌が侵入する、などの可能性があります。モイストヒーリングでは、体液を逃さないために「密閉状況」であることが大きな意味を持つので、温めて密着力を高めることはとても大切。
【キズパワーパッドの貼り方】
①貼る前にキズパワーパッドを両手で挟んで1分間温める。
②貼った後にも上から手でおさえて1分間温め、皮膚になじませる。
※貼る前に温め忘れてしまった場合は、貼ったあとに押さえつけるだけでも密着度に違いが出るので、ぜひ温めてください。
「救急ばんそうこう」と「キズパワーパッド」の違い
救急ばんそうこうは「キズ口を保護」するためのもので、キズを乾かしてかさぶたが作られるまで待つ「ドライヒーリング」という療法をサポートしています。
その一方で、キズパワーパッドは皮膚の回復に適した湿潤環境を作り、自然治癒力を活用する「モイストヒーリング」によって傷を治します。そもそもの目的が違うので、救急ばんそうこうの使い方だと効果が発揮されにくいのだそう。
▽出典
・となりのカインズさん(カインズ公式)X/キズパワーパッドは「温めて」使ってください
・となりのカインズさん/キズパワーパッドの使い方間違ってない!? メーカーが証言する正しい使い方「温めて貼る」