Infoseek 楽天

今までの人生なんだった…柔軟剤を入れすぎると「汚れ」がつきやすくなる タオルや肌着類には使わないで

まいどなニュース 2024年10月8日 15時55分

洗濯をする際に、「もっとふんわりさせたい」「良い香りを残したい」などの理由で、ついつい柔軟剤を多めに入れてしまってはいませんか?実は、柔軟剤の量が多いと「衣類のくすみ・黒ずみ」の原因になることがあるのだそう。洗濯などに関するお役立ち情報を発信中の洗剤メーカー、「泥スッキリ本舗」の公式インスタグラムアカウント(@sukkiri_sentaku_kaji)が、その「理由」や「黒ずんでしまった時の対処法」を紹介しています。

柔軟剤を入れすぎる→「汚れ」がつきやすい&落としにくくなる

「コーティング作用」で風合いを良くする、静電気を抑えて花粉などの付着を防ぐ、などの効果が期待できる柔軟剤。洗濯物の量に応じて、効果が最大限発揮されるよう、その使用量が計算されています。

少なすぎるとコーティング効果が十分に得られずふんわりしないですし、多すぎてもコーティングが逆効果になってしまうのだそう。柔軟剤の規定量を確認し、しっかり計量して入れることがとても大切。多めに入れた場合には、以下のようなことが起こるおそれがあります。

①逆に汚れが付きやすくなる
コーティング成分は汚れを引き寄せやすい性質もあります。多く繊維に残ることで、衣類を着ている間に「汚れ」が付きやすくなり、汚れが蓄積した結果「黒ずみ」が起こる原因になってしまうことがあります。

②落とした汚れが衣類に戻りやすくなる
繊維についた「コーティング成分」がお洗濯時に水中に出た汚れも引き寄せてしまい、再び付けてしまうことで結果、衣類が黒ずんでいってしまいます。

③汚れが落としにくくなる
繊維がコーティングされることで水を吸いにくくなります。その結果、お洗濯の際に水や洗剤がなかなか浸透しにくくなるので、汚れが落としにくくなります。

柔軟剤は、1度使えばしばらく効果が残るので、必ずしも毎回の洗濯に入れる必要はありません。「風合いが落ちてきた…」と感じたら、風合いを良くしたい衣類だけに使うのがポイント。吸水性が求められる「タオル」や常に肌に触れる「肌着類」には、柔軟剤を使用しないのがおすすめだといいます。

柔軟剤で黒ずんでしまった時の対処法

一旦コーティング成分を落とすため、しばらく柔軟剤を使わずに洗濯を行ってみましょう。黒ずみや汚れが落ちてきたら、必要に応じて再度柔軟剤を使ってもOK。黒ずみや蓄積汚れを落とすには、「つけ置き洗い」がおすすめとのこと。

▽出典:泥スッキリ本舗 公式インスタグラム/柔軟剤の量が多いと衣類のくすみ、黒ずみの原因になることがあります 

この記事の関連ニュース