日本郵便は2024年10月1日から、標準サイズの封書(25gまで)の料金が84円から110円に、はがきの料金が63円から85円に郵便料金を引き上げました。株式会社ナビット(東京都千代田区)が実施した「郵便料金の値上げ」についての調査結果によると、半数近くの人が「郵便料金の値上げは仕方ないと思った」と回答したことがわかりました。では、郵便を利用する頻度はどのくらいなのでしょうか。
調査は、全国の20~80代の男女1000人を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。
はじめに、2024年10月1日から郵便料金が30年ぶりに「値上げされることの認知度」について調べたところ、全体の73.9%が「知っている」と回答しました。
また、「郵便料金の値上げについての考え」については、「仕方ないと思った」が46.8%で最多に。一方、「困った」と答えた人は27.7%となり、頻繁に使う人にとって影響が大きいことがうかがえます。
続けて、「郵便を利用する頻度」を教えてもらったところ、「1カ月に1日程度」(22.0%)、「半年に1日程度」(20.0%)、「3カ月に1回程度」(18.8%)などが上位となり郵便の利用頻度は低いことがわかりました。
そこで、「郵便以外に利用している郵送会社」を教えてもらったところ、「ヤマト運輸の宅急便」(81.1%)が圧倒的に多く、次いで「佐川急便」(5.8%)が挙げられた一方で、「日本郵政以外は利用しない」(9.9%)という人も一定数みられたそうです。
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【出典】
▽株式会社ナビット/利用者の減少コスト増で避けられない郵便料金の値上げについて調査してみました。【1000人アンケート】