自転車の前に飛び出してきた子猫
大阪府在住のSさんがこの秋迎え入れた小さな家族は、保護猫の「ココちゃん」。生後2カ月くらいの女の子です。
ココちゃんは、和歌山県在住のワカとヤマさんが保護した子猫でした。
「娘が学校の帰り道に自転車に乗っていたら、道端に突然飛び出してきたそうです。危うくひいてしまうところでした。初めは一緒にいた友人が迎える予定だったのですが難しく、我が家で一時保護し、里親を探しました」
ワカとヤマさん宅では初日から元気いっぱい!おもちゃで遊んでご飯もしっかり食べました。時が経つにつれ先住ねこのワカちゃん、ヤマちゃんにもすっかり慣れてヤンノカステップまで決める強者っぷり。可愛くて手放し難くなってきましたが、大阪府在住のSさんが里親になってくれることになりました。
家の中はすっかり子猫仕様に
ココちゃんがSさんの家に来たのは10月21日。初日から喉をゴロゴロ鳴らし、甘えるようにスリスリと寄り添ってくれた姿に、Sさんも胸を打たれたそうです。
「ケージに入れるとさっそく登り始めたり、トイレにお気に入りのおもちゃを運んだりと、子猫らしい無邪気な様子を見せてくれました。」
「迎えるなら保護猫を」と決めていたSさんにとって、この出会いはまさに運命のよう。今では猫じゃらしで遊ぶのが大好きな彼女のために、Sさんのお家はすっかり「子猫仕様」に変わりつつあります。帰宅するとケージから「ニャーニャー」とかわいい声が聞こえ、自然と笑顔で「ただいま!」と言ってしまうSさん。この小さな家族のおかげで、家の中はますます温かく、幸せな空間になっているようです。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)