長く会社に勤める上で、良好な人間関係は最も大事なポイントの一つです。
人間関係が最悪な職場環境は、じわじわと身も心も蝕んでしまうことも…。
◇ ◇
M奈さん(当時22歳)は辛かった就職活動をやっとの思いで勝ち抜き、小さいながらも勢いのあるベンチャー企業・E社に入社することができました。
E社は共同経営のボスが4人。いずれも大学の同級生で、男性1人に女性3人の仲良しグループで会社を立ち上げたのち、めきめきと業績を伸ばしている…とのことでした。
希望の職種だったこともあり、始めのうちは楽しく仕事をこなしていたM奈さん。そんなある日、彼女は信じられない光景を目にしてしまいます…。
ドアを開けると、いちゃつくボス達の姿が
その日、M奈さんは打ち合わせの準備のため忙しく駆け回っていました。ボスに確認したいことがあり会議室のドアを開けると…一瞬目を疑うような、信じられない光景が!
何と、男性のボスが女性のボスにキスをしようとしていたのです。
しかも、女性のボスは嫌がる様子もなく、何だかうっとりした表情…。
白昼にとんでもない現場に遭遇してしまった、とM奈さんは慌ててドアを閉めました。
新入社員が目にするにはあまりに強烈な光景です。
「ボス同士でお付き合いをしていたのか…」
M奈さんはオトナの世界を垣間見てしまったショックでしばらく仕事が手につかなくなってしまったそうです。
またもや衝撃の現場に遭遇
ボスたちのラブラブ現場を目撃してしまったショックも薄らいできたある日。M奈さんは再び見たくもないものを見るハメになってしまいました。
しかも今度は先日の相手ではなく、もう1人の女性のボスを膝に乗せて鼻の下を伸ばしている男性のボスの姿━。
神聖な会社で何をしているんですか!!…と言いたいのをグッと堪えて、M奈さんは再びそっとドアを閉めました。
「二股なんて、最低だわ…」
呆れて物も言えないとはこの事。その日からM奈さんのボス達を見る目は変わり、軽蔑のまなざしを向けるようになりました。
とどめの一撃
M奈さんはそう日を置かずに、最悪の光景を目にしてしまいます。
一番信頼していた真面目そうな女性のボスが、男性のボスの首に艶めかしく手を絡めてぴったりと密着している姿━。
「そうですか、貴女もですか…」
もはや入社当時の情熱は潮が引くように冷め、M奈さんはその場で退職することを決めたのだそうです。
「だって、4人目の女にされたらたまらないですから…」そう語るM奈さん。
運良く再就職が決まり、現在はまっとうな環境で楽しく働くことができているそうです。
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M奈さんのように会社での特殊な人間関係に悩んだ、という声は意外と多く、さまざまな体験談が寄せられました。
・社員旅行のたびに、絶対にその土地の風俗のお店に行く男性社員たち。本当に軽蔑します。奥様方にチクッてやろうかな。(C子さん・28歳)
・見た目が好みの男性社員に片っ端からモーションをかけるお局様がいます。たまに本当に引っかかってしまう人もいて、職場の風紀は最悪です。(M明さん・30歳)
・社長の愛人が月一で出社して来るのですが、そのたびに現場の事情を無視したダメ出しをしてきます。何もしないよりひどい…。(A子さん・44歳)
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トラブルの火種はいつ自分に降りかかってくるかわかりません。
この会社、やばい!と思ったら、早々に見切りをつけて転職した方が良さそうですね。
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