ハリウッド映画の企画として、ペットの写真を寄生獣化させるアプリがX(旧Twitter)で話題になった。ふわふわの可愛い小型犬や猫ちゃんたちが恐ろしい寄生獣に変身するなか、ひときわ異彩を放つ犬さんが登場。
「ねえ、寄生前の方が怖いってどいういうこと?」とつぶやき、飼い主のみのかさ(@inekaratukutta)さんがXに投稿した愛犬、麦ちゃんの姿に大きな注目が集まった。
「寄生後」の方が整ってる!?
「これはもはや寄生獣…」
「寄生後は真っすぐな悪だからわかりやすいけど、寄生前は何しでかすかわからん怖さがある(笑)」
「もうヴェノムと戦ってきて」
こんな楽しいコメントが寄せられたのは、5歳になるイングリッシュセッターの女の子、麦ちゃん。元保護犬で、猟犬種ならではの運動能力の高さと美しい肢体、そして、動く度に変幻自在に伸びるぷるぷるの唇と耳がチャームポイント。これまでにも「映画『バイオハザード』に出て来そう!」と話題になったこともあるわんちゃんだ。
「寄生後の方が整ってるってどういうこと?」「特殊メイクもCGもなしで撮影可」「バイオハザードのオファー待ってます」と、ユーモアたっぷりに返信していた飼い主さんに「寄生前/寄生後」の麦ちゃんについて聞いた。
寄生前「ゾンビ」→寄生後「ヴィラン」
ーー話題の加工アプリを試してみよう、と思われたきっかけは?
「タイムラインでいろんなペットちゃんたちの加工画像が流れてきて、うちもやろう!と思ったのがきっかけです。すぐに飛びつき、すぐにサイトで加工しました」
ーー寄生前と後の麦ちゃんをご覧になったお気持ちは……?
「投稿した写真につけた文章の通り、『加工前の方が怖くないか…?』です。ゾンビとヴィランの違いですよね。寄生後はしっかりと悪いことをしてくれそうです」
ーーたくさんの楽しいコメントも寄せられましたね。
「多くの方から面白いコメントもたくさんいただき、楽しく読ませてもらっています。ありがとうございます!アプリで加工された他のわんちゃん猫ちゃんたちの楽しい様子も拝見しましたが、みんなが寄生獣化して大騒ぎになるところを見たいな、と思いました」
◇ ◇
「寄生前の方が何をし出かすかわからん怖さがある」という声も寄せられた麦ちゃんですが、実は飼い主さんと共にアジリティ競技に挑む利発なわんちゃん。その優れた運動能力と可能性を伸ばし、一緒に楽しんでくれる飼い主さんのもと、麦ちゃんは伸び伸びと幸せな日々を過ごしている。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)