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河野太郎、デマや誹謗中傷を開示請求「必要に応じて法的措置」

まいどなニュース 2024年11月3日 10時52分

自民党の河野太郎・前デジタル担当大臣が18日、X(旧Twitter)を更新し「X上で根拠のないデマや誹謗中傷を繰り返していたアカウントについて、裁判所に発信者情報開示仮処分を申し立てた結果、開示命令が発令されました」と開示請求を行ったことを明らかにしました。

「私が外国出身であるとか、外国で不当な利益をあげている、他国のために政治活動をしている等などのデマにより、私のみならず身内も誹謗中傷を受けることがありました」と根拠のないデマの拡散によって、親族にも誹謗中傷被害があったことを明らかにし、「今後は、必要に応じて法的措置を取って参ります」と法的手段を辞さない構えを示しました。

河野太郎氏はXのフォロワーが250万人に達し、政界で飛び抜けた発信力を持つ一方、ブロックするユーザーも多い。河野氏はかねてより誹謗中傷を行うアカウントへの措置としてブロックする理由を挙げていたが、「都合の悪い意見は遮断するのか」といった批判もあり、「ブロック太郎」と揶揄されることもあります。

河野氏は自民党総裁選の出馬会見で「誹謗中傷をネットで受け止める必要は全くありません」「誹謗中傷されたらまずはブロックするということをお勧めしたいと思っておりますし、ブロックしたことを『ブロックして何だ』と言って批判をするのはおかしいということも、声を大にして申し上げたい」と話していました。

河野氏の開示請求に対し、X上では「泣き寝入りしてきた人のためにも容赦無くお願いします!」「とりあえず政治家や政治団体でやってる人達から行きましょう」と背中を押す声や「開示でお分かりになると思いますが、損害賠償が安すぎます。またいまだに時間がかかりすぎること、X社の協力が乏しいことなど問題です。法改正を期待しております」と法改正を求める声が上がったほか、「正当な批判まで封じるポストに見える」と懸念する意見も出ていました。

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