コタツが大好きなシベリアンハスキーが、SNSで注目を集めている。「もうシベリアには帰れないハスキーはコタツを片付けるとこうなる」と題された動画。冬にコタツに頭を突っ込んでいたシベリアンハスキーが、コタツを解体されてもなお、布団のないコタツ机から離れない映像だ。寒冷地に適応した犬種で、厚い被毛のため寒さに強いはずなのに…と飼い主も苦笑い。「どれだけコタツが好きなん(笑)」
X名・深山さん(@miyamafukayama)。2歳のシベリアンハスキーの雌「アシㇼちゃん」と、先住犬のトイプードルの雄「リクくん」、柴犬の雌「リンちゃん」との何気ない日常を投稿している。
現代アートみたいなシベリアには帰れないハスキー
アシㇼちゃんがコタツに夢中になったのは、昨年の冬。最初はコタツのそばで眠る程度だったが、いつの間にか頭を突っ込むように。脚をピンと伸ばして外に放り出す様子に、飼い主は「寒さに強いハスキーなのにコタツ好きだなんて…シベリアにはもう帰れないなと思いましたね(笑)」と話す。外で雪遊びをした後は、コタツにダイブ。寒波が続くに連れて深く潜り、すっかり居座るようになったという。
コタツを解体できたのは、すっかり真夏の7月に入ってから。「入りたがるのでそのままにしていたんです。片付け始めるとコタツ布団の上からどかなくなって寝始めてしまい、布団を引っ張っても動かなくて大変でした(笑)暑くはなかったみたいですね」
ようやく片付けられたと思うと、アシㇼちゃんは驚きの行動をとった。哀愁を漂わせ、布団のないコタツ机に頭を突っ込み続けるのだった。和室にいる時は、気付けばコタツの下。コタツに突き刺さる不思議なポージングを、こんな風に投稿している。「現代アートみたいなシベリアには帰れないハスキー」
恋しかったであろうコタツは、今月9日にコタツを再登板した。アシㇼちゃんはどんな風に喜んだのだろうか…?
「久しぶりの再会に、潜ってしばらく出てきませんでした(笑)」
(まいどなニュース・山脇 未菜美)