「お母さんにダンボール詰め手伝って貰ったら、いらん事しててめっちゃ恥ずかしい……」
こんなX(旧Twitter)への投稿、添えられた画像に写るのは、山積みにされたパンダのダンボール箱です。この画像、よくある引っ越しの光景かと思いきや、よく見てみると……!
そこには、怒り眉のパンダ、困り眉のパンダ、太眉パンダに、額に絆創膏のパンダまで。表情豊かなパンダたちがズラリ!
「お母さんの発想がカワイイですね」
「一つ一つ個性が出てる」
「引っ越しってバタバタするのに、この余裕が素晴らしい」
「これある意味荷物を見分けるのに最適解な対応なのでは」
かわいいパンダの表情に沸くユーザーたち。
「私もやりましたよw」
「同じくいらん事してました」
「引っ越し屋さんには概ね好評でした。サカイあるあるかも?笑」など、
同じ経験を持つ民も結構な数現れ、たくさんのリプライが並びました。
岡山在住で、地元のいいところをたくさん紹介したいとVtuberになったという天地 華恋 ゼロ距離感Vtuberさん(@honamero777)に、今回の投稿について伺いました。
お母様のかわいいイタズラに、慌ただしい気持ちがほっこり
——この状況はお引っ越しの際の出来事なんですよね?いつの間にこんなかわいい状況になってたんでしょうか
「引っ越しの1週間前頃に母が手伝いに来てくれて、帰った後に気が付きました! 見た瞬間、『あ、お母さんか……!』って。普段からイタズラ好きなので、またやられたって感じだったんです。でも引っ越しで忙しい中、母のイラストにはとても癒やされました。嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ち、半々くらいでしたけどね(笑)」
——お母様はどんな方ですか?
「母は普段からとても天然です(笑)。このときも、私が『見たよ』と連絡すると、嬉しそうにしていました。このXへの投稿の反響もすごかったんで、そのことも伝えたら『お母さんが先にビッグになっちゃう!』と浮かれていました」
——引っ越し業者のスタッフさんはどんな反応でしたか?
「スタッフの方には『娘さんが居らっしゃるんですか?とてもかわいい落書きですね』と言われて。実は私の母が書きました……とは恥ずかしくて言えませんでした(笑)。ダンボールはせっかくなので、記念にくり抜いて飾ろうと思います!」
——ダンボール全部にお母様のイラストが描かれていたんですか?
「引っ越しの荷物はダンボール50個、トラック2台分になりました。一人暮らしの荷物量ではないですよね?! モノが多くて荷物をまとめるのが大変過ぎて、母にも手伝ってもらうことに。それからの……この出来事だったんです。ダンボール50個分すべてに書かれている上、全部お顔が違っていて、どれも個性があるので、これが1番というのはないですね。どれも優しいお顔で、母らしいな、と」
——30万を超える「いいね」が集まって、ビックリされたのでは?
「普段関わりのない方からもたくさんコメントをもらってそれが嬉しかったですね。コメ欄も面白かったです!天然は偉大だと感じました(笑)! 岡山のいい所を沢山広めたいと思いVtuberになったので、その活動を知ってもらうキッカケになってよかったです」
これからも地元でイベントなどを開催、自分がやりたいことを真っ直ぐ見つめて活動をがんばりたいという天地 華恋 ゼロ距離感Vtuberさん。引っ越しも無事終わり、かわいいパンダたちに囲まれた新生活がスタートしているようです。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・馬場 かやの)