昭和グッズを展示する歴史博物館がSNS上で大きな注目を集めている。
「歴史博物館に行ったはずなのに見覚えのあるものが並んでる」とその光景を紹介したのは研究室の幼女さん(@youjo_tec)。
ちょっと懐かしいタイル張りのキッチンや、ファミコンやラジカセなど昭和生まれの人ならきっと見覚えのあるアイテムたち。これらは金沢ならではの風習や、昭和の生活用品などを展示する金沢くらしの博物館(石川県金沢市)で撮影したということだ。
研究室の幼女さんにお話を聞いた。
--この光景を見て。
研究室の幼女:学生の頃住んでいたアパートとそんなに変わらない台所の風景を懐かしく感じました。同時にもう博物館で展示されるような風景になったのかと感じました。ファミコンは特に友達の家で一緒に遊んだ思い出があるのでもう歴史になったのかと感慨深かったです。
--投稿への反響について。
研究室の幼女:特に引用であったAOさんという方の別の博物館に展示されていたSHARPの携帯電話が私にとってはまだまだつい最近のものだという意識がありとても驚きでした。また実家を思い出すや、今現在もこんな家に住んでいるという方もいたことは私も同じような気持ちになりました。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「今住んでる家が博物館クラスなんすが……」
「僕が使ってたのはダブルデッキのラジカセだからセーフ」
「実家のような安心感w」
「俺は歴史上の人物だったのか」
など数々のコメントが寄せられた今回の投稿。子供時代や青春時代に慣れ親しんだものがすでに“歴史”になってしまっていることに驚きを隠せない人は多いようだ。
なお今回の話題を提供してくれた研究室の幼女さんは日々、バイオ系の研究室あるある漫画を執筆。11月17日に東京ビッグサイトで開催の同人誌即売イベント「コミティア150」にサークル「よじけん」として参加する。スペースは「東6ホール て53a」ということ。ご興味のある方はぜひ足を運んでいただきたい。
金沢くらしの博物館 施設概要
所在地:石川県金沢市飛梅町3-31
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)