「『学校めんどくさい』ってこうなりました。」小学6年生の男の子が登校前にとった思わぬ行動を、お母さんがこっそり撮影した動画がInstagramで595万回再生を超え、話題です。長期休暇明けの登校を億劫に感じる男の子の行動や、それを見守ったお母さんに「大人だってこういうことあるよ」「見守るお母さんも偉い!」と反響が寄せられています。
「学校がめんどくさい…」と、朝から呟いていたという息子さん。しかし、いつものように朝ごはんを食べさせて、学校へ見送ったというお母さん。ふと窓から玄関先を見ると、驚きの体勢の息子さんの姿が…!
ランドセルを背負ったまま階段に座り、ランドセルを背もたれに仰向けに寝転がる息子さん。帽子を顔の上に乗せて、顔は見えないようにしています。そして、横には朝ごはんに残していたというマフィンが置かれています。
ついつい声をかけてしまいそうな状況ですが、「母はちゃんと見送ったので、見ていないし気付いていないフリ」とテロップを添えたお母さん。少しの間、このままじっとしていたという息子さんですが、決心がついたのか、この後遅刻をせずに小学校へと登校していったそうです。
動画を撮影していたお母さん(@ayuki_0313)に話を聞きました。現在、小学6年生の長男くんと小学4年生の次男くん、小学2年生の長女ちゃんと2歳の三男くんの4人の子育てをされています。
ーー玄関先で休息をしていた長男くんを見つけたときの、お母さんのお気持ちを教えてください。
「学校に行っていなくてビックリしましたが、いつも気分の差が激しいので、この日も乗り気になるまでとりあえず様子をみてみようと思いました(笑)」
ーー反響について、いかがでしょうか?
「皆さんいい風に言っていただいているのですが、最近は生意気になってきて、私が怒ると嫌な顔をして、お互い嫌な気持ちになるので放置してみたというのが本音です(笑)。長男に関しては、ちゃんと自分で気持ちを切り替えてくれたのは、成長を感じたし安心しました!」
ーー小学生から2歳まで4人のお子様を子育てするなかで、大切にしていることを教えてください。
「1番になんでも言えるのが家族だといいなと思い、お互いの出来事やどうでもいい話も、できる限り会話をするよう心がけています」
自分なりの休息をとり、学校へと向かった息子さんやそれを見守ったお母さんに、100件を超える多くのコメントが寄せられました。
「私もありましたwうちの母は『おうおう。ご苦労だな、そんなとこで』と一言呟いて、出勤していきました(笑)」
「自分で気持ち切り替えられて、素晴らしいです。ついつい声をかけてしまうけれど、我慢して見守る親も素晴らしい」
「笑える!そんな時代もあったなぁー」
「わかるなぁ〜。見守った母も、頑張って登校したのも素晴らしい」
「そんな朝もある!辛いって言えるの偉い」
Instagram(@ayuki_0313)では、歳の差きょうだいの賑やかな姿や、育ち盛りの子どもたちに向けたお母さんの手料理などの日常を見ることができます。
(まいどなニュース/ラジオ関西・ANNA)