「これ。ハイチュウ。作った。薔薇。」
こんなポストをされたのは長谷川健太@SUCRETIER(@kenta_sucretier)さん。投稿された写真は、きれいな一輪のバラの花です。が、本物のお花ではなく、なんとハイチュウで作ったバラの花だといいます。
「画像見て綺麗なバラ〜からの、ハイチュウで作った…?え、ハイチュウ…!?」
「クオリティ高い!」
「繊細で本物のようで、ほんと凄い。」
「公式から何らかの オファーが来そう。」
投稿には、あまりのクオリティの高さにだまされる人が続出しました。ポストをされた長谷川健太さんにお話を聞きました。
ーーバラの花をハイチュウで作作ろうと思ったのは?
「パティシエなのでシュガークラフトというお砂糖を使った花やその他の作品を多く作っておりました。『凄い』『きれい』など嬉しいお言葉はいただけておりましたが、『自分には出来なさそう...』とか『凄すぎて雲の上の存在』のようなコメントを見て、少しでも身近に感じてもらえたら、皆にもできるんだよと、パティシエになったらこんなこともできるんだみたいな楽しさを共有したくてハイチュウという身近なものを題材にしました!」
ーー普段はどのような活動をされているのですか?
「経歴としましては、専門学校を出て、帝国ホテル6年、白金でシェフパティシエ2年。その後チョコレート工場を友人と立ち上げ、現在はSUCRETIERという自分のパティスリーブランドを立ち上げて、ネットショップでケーキや、シュガーアート作品を売ったり、ラグジュアリーブランドのスイーツ監修、カフェの監修や、製菓学校の教師、最近は社団法人日本シュガーアート協会の副会長にもなりました!フリーランスで10年目のパティシエです」
ーーバラのハイチュウを作ってみてどうでしたか?
「ラップで小さく丸めたハイチュウを挟んで指で押し伸ばして、それを巻き付けていくような過程ですね! 慣れてると15分くらいで1輪できます!意外と簡単なんですよ(笑)。きれいに作れたのでテンションが上がりました」
ーー日頃から今回のような作品をたくさん作られいるのですね?
「いろいろ作りすぎててとんでもない量ありますが。。。ここ数日に様々なものを投稿させていただいているのでご参考いただけましたら!」
ーー作る際のコツなどはあるのでしょうか?
「ポイントは本物のバラか写真を目の前において、その見た目に寄せて作ることですかね…!」
ーーこれまでに作成された作品の中で特にお気に入りは?
「個人的にはやはり花束でしょうか!」
長谷川健太さんは「SUCRETIERというお菓子屋さんをネットショップで構えています。ご覧の通り、お菓子はなんでも作れちゃいます。こんなパティシエがいるんだなと知ってもらうとともに、ぜひオーダーもお待ちしております」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)