筋トレをしている方は、トレーニング中に「モチベーション」が下がってしまうことはありませんか。株式会社R&G（さいたま市大宮区）が実施した調査によると、9割の人が「モチベーションが上がらないことがある」と回答したことがわかりました。筋トレのモチベーションを上げるにはどのような方法があるのでしょうか。
調査は、筋トレをしている全国の10～50代以上の男女500人を対象として、2024年10月にインターネットで実施されました。
はじめに、「筋トレの頻度」を聞いたところ、「週3～4回」（45.2％）、「週1～2回」（26.4％）などに回答が集まったほか、「毎日」（18.4％）という人もみられました。
さらに、「筋トレの目的」については、1位「見た目をよくしたい」（309人）、2位「体力の維持」（99人）、3位「健康の維持」（85人）という結果になり、以下のようなコメントが寄せられました。
【1位：見た目をよくしたい】
▽出産し体型が自分の理想的なものではなくなったので体型を戻したい（30代女性）
▽たるんできた身体を少しでも引き締めたいと思ったから（40代女性）
▽娘が生まれ、自分の父親を見たときに「だらしない体ではなく一生かっこいいパパでいたい！」と思ったから（20代男性）
【2位：体力の維持】
▽体力の衰えの改善（30代男性）
▽身体を動かす機会が家事程度しかない生活をしているので、体力維持のために行っている（40代女性）
▽年齢を重ねても動ける体を維持するには、筋肉を落とさないことが大切だと思っているから（50代以上女性）
【3位：健康の維持】
▽健康寿命を延ばしたいから（30代女性）
▽メタボの解消（50代以上男性）
▽体が冷えやすいため、筋力をつけ体調管理しやすくするため（20代女性）
次に、「筋トレのモチベーションが上がらないことはありますか」と尋ねたところ、90.0％の人が「ある」（頻繁にある27.8％、たまにある62.2％）と回答し、多くの人が、モチベーションが下がってしまう経験をしていることがわかりました。
そこで、「筋トレのモチベーションを上げる方法」を教えてもらったところ、1位は「理想の自分をイメージ」（123人）でした。次いで、2位「動画を見る」（74人）、3位「音楽を聴く」（62人）、4位「成果を可視化する」（40人）が続きました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。
【1位：理想の自分をイメージ】
▽理想の自分を想像しながら、モチベーションアップをしています（30代女性）
▽理想の身体を維持されているロールモデルの人を待ち受けにして、日々の努力を怠ってはいけないことを身に染み込ませておく（20代男性）
▽お年寄りで毎日体を鍛えている人の動きや体つきを見て、自分も年を取ったらこうでありたいと願いながら（40代女性）
【2位：動画を見る】
▽ダイエットで変化した動画を見る。変わった様子を見ると、自分も変わりたい欲があがる（20代女性）
▽ボディービルダーの動画を見て、新しいトレーニングや引き締まった体を見て、テンションを上げています（30代男性）
▽憧れのYouTuberの動画を見ます。モチベーションを上がるための動画なども投稿されているので、励まされています（40代女性）
【3位：音楽を聴く】
▽好きな音楽をかけてノリノリになる（20代女性）
▽映画のワンシーンで流れる洋楽を聴いて、士気を高める（30代男性）
【4位：成果を可視化する】
▽体重や体脂肪率などの数字が変化すること（20代女性）
▽鏡で自分の体を見て、筋トレの成果が出ているか確認する（40代男性）
▽「痩せてきてるなぁ」と実感すること。効果があまりにも出ないとやる気が失せてしまいます（30代女性）
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【出典】
▽株式会社R&G