創作者に響くドン・キホーテのポップがSNS上で大きな注目を集めている。
「ラノベ作家こと俺、ドン・キホーテのほうがよっぽど創作のこと分かってて泣いちゃった……」と件のポップを紹介したのは作家の蛙田アメコさん(@amecokaeruda)。
惣菜、弁当のコーナーに掲げられた「みんなの75点より誰かの120点」というポップ。かねてより「自分だけの推しを探せ」というキャッチコピーで「偏愛めし」という個性的なメニューを展開しているドン・キホーテだが、そのニッチな精神はたしかに創作活動をする人にも共通しそうだ。
蛙田さんにお話を聞いた。
ーーどちらで見かけたものでしょうか?
蛙田:ドン・キホーテ東名川崎店です。
ーーこのポップをご覧になって。
蛙田:よくある文言ですが、思わぬ場所で不意打ち的に見かけたために「買い物してる場合じゃねえ!」と発奮しました。
ーー反響への感想を。
蛙田:投稿への反応はおおむね好意的でしたが、物作りやビジネスなど表現活動をしている方がジャンル問わず共感を示しているのが印象的でした。
◇ ◇
創作者や漫画、文芸ファンたちから
「ううう。確かにそうありたいと思って日々頑張ってる!」
「だから本屋巡りが楽しいんです‼自分にとっての120点を見つけた時の嬉しさよ」
「物作りあるあるですよね 選択式の社内アンケートや顧客アンケートで最高点出した商品はほぼ売れない。もしくはすぐに飽きられて廃版になることが多い」
など数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんの中にもこのポップがグッときた方はいるだろうか。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)