「とてつもなく可愛いものを生み出してしまった…」
2024年も、クリスマスが近づいてきました。そんな中、クリスマスの定番とされているバレエの名作「くるみ割り人形」の一場面をビーズ刺繍で再現した作品が話題となりました。制作したのはビーズ刺繍アーティストとして活動しているPiariビーズ刺繍(@piaricapiari)さん。投稿された作品について、称賛の声が続々と寄せられました。
「くるみ割り人形だ!超かわいいいいい」
「クリスマスにぴったりですね」
「ちょーーほしい飾りたい」
「色の配色とかビーズの使い方、バランスがすごい!」
細かいところまで見事に再現されているだけではなく、キラキラ光るビーズの輝きが作品の美しさを際立たせています。手先の器用さが求められるかと思いますが、どのようにして作ったのでしょうか。投稿したPiari🪡ビーズ刺繍さんに詳しいお話を聞きました。
ーーこの作品を作ったのは?
「幼いころ習い事で、クラシック・バレエの教室に7年間通っていました。発表会でくるみ割り人形を踊る機会があったり、絵本でみた夢いっぱいのお話に私のときめきがたくさん封じられていました。そのときめきを取り出して、制作いたしました」
ーー制作時間はどれくらいかかったでしょうか?
「ふたつで40時間ほどかかったと思います」
ーー制作で、一番大変だったのは?
「ビーズは最小単位が1mmなのでドット絵に近く表現に幅があるため、デフォルメしながら複雑に見えるように工夫するところが、作品を仕上げるにあたって毎度大変なところです」
ーービーズ刺繡を始められたのは?
「絵画を描くにしても金の絵の具でアナログにしかない偏光を愛していたので、キラキラのいろんな色のビーズで絵を描くなんて素敵!これだ!と天命を受けました」
ーーPiariさんにとって、ビーズ刺繍の一番の魅力は?
「なんと言っても、きらきらです! 元気のない時、きらめいている自分の作品を見ると、アートセラピーのように癒されます」
Piariビーズ刺繍さんは「ネットショップもよろしければ覗いてみてください。毎週土曜日22時に作品がリリースされております」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・行橋 友)