「今だからわかる、『あれはこの病気の初期症状だった』を教えてください」と、X(旧Twitter)に投稿したマノマノ(@manomano_farm)さん。
2635万回表示されたその投稿に、命に関わる「初期症状」の体験談の数々が寄せられた。
アイス頭痛みたいな痛みが続く→命に関わる初期症状だった
多くの体験談のなか、「右耳の後ろ側、アイスを食べた時のような刺すような痛みが続いた。脳梗塞の初期症状だった」と、ポストした投稿者。
くわしく話を聞くと、「いつもの頭痛が右耳後ろ側に集中してる感じで、なんか痛いな~という程度でした。ロキソニンを飲むと少し良くなった気がしました」と、当初はあまり気にしていなかったという。
だが翌日も症状は続き、次第に痛みが強くなりロキソニンもまったく効かなくなったため、ようやく内科を受診。
「内科でCT撮影をした結果、①脳梗塞 ②脳腫瘍 ③脳炎のいずれかだと診断されました。緊急性はなかったため、2日後に大学病院の予約を取ってもらいましたが、次の日には呂律がまわらなくなり、家族が救急に連絡。猛烈な吐き気とともに救急車内で意識喪失しました」
右耳の後ろ側にできていた「血栓」の原因は?
投稿者は女性で、血栓ができやすくなるという「ピル」の服用が「脳梗塞」の引き金になったという。
「血栓ができたのは服用から7ヶ月後でした。血管が詰まった場所は右耳の後ろ側だったそうです。左脳にダメージを受けたため、失語症になりました。人や物の名前、息子の名前すら思い出せませんでした。
失語症の症状は救急車搬送されてから2日程続き、3日目くらいから徐々に質問に答えられるようになってきました。ありがたいことに、1週間も経つ頃にはペラペラ喋れるようになり、忘れてしまった人や物の名前をひとつひとつ教えてもらいながら思い出す……という感じで徐々に回復していきました」
2週間の入院を経て、半年休養
投稿者は2週間の入院を経て、退院。幸運なことに、「退院後は麻痺や痺れなど、身体的なダメージはひとつもなかった」という。
「退院後はすぐに日常生活に戻れました。仕事は半年程休んだ後、復帰しましたが、救急搬送後、病院に到着してすぐに院内でてんかん発作を起こしたため、2年間ほど車の運転が禁止となってしまったのがとても不便で辛かったです」
マノマノさんの投稿に寄せられた、「命」に関わる初期症状の数々
(以下、マノマノさんの投稿に対するリプライから抜粋)
「なんかメッチャだるい→腎不全だった」
「めちゃくちゃ足が浮腫む、血圧が高い→深部静脈血栓だった」
「目が疲れやすい→脳腫瘍だった」
「数ヶ月治らず口内炎が肥大、触っても痛みがなくなる→舌ガンだった」
「息苦しさと肩の痛み→心筋梗塞だった」
「心拍数増加、すぐ疲れる、痩せ始める、喉仏の下が腫れる、眼球が前に出る、体毛全てが薄くなる→突然死するレベルのバセドウ病だった」
「いつも疲れたと言っていた父→白血病だった」
「2ヶ月続く低体温34度、倦怠感、頻繁な鼻血、腕の内側に点状出血、覚えのないアザ多数、首に多数のシコリ→亜急性壊死リンパ節炎だった」
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)