幅広く活躍するお笑い芸人のおばたのお兄さん(36)が、島根県内の若手社員向けに講演。自身の若手時代を振り返って、「心の鍛え方」をテーマに熱弁をふるった。
24歳でタレント養成学校・吉本総合芸能学院(NSC)入りし、2016年からピン芸人として活動してきた。舞台でウケず、何度も失敗したにもかかわらず挑戦し続けることができたのは「テレビで売れるという目標があったからだ」と強調した。
俳優・小栗旬さんのものまねで人気を集め、テレビ番組に多く出演。得意のスポーツを生かした活動も展開している。
新型コロナウイルス禍の時は、交流サイト(SNS)・インスタグラムのフォロワー増加という目標を掲げ、毎日ライブ配信を続けた。3カ月で28万人以上増やすことができたと振り返り、「小さな目標でも毎日達成すれば自信になる」と話した。
小栗さんのものまねも披露し、参加者を楽しませた。サン電子工業の男性(28)は「これから小さな目標を立ててみたい」と話した。
講演会は、島根県内の若手社員を対象にしたプロジェクト「4U35SHIMANE(フォー・ユー・サンゴ・シマネ)」(山陰中央新報社主催)の一環として、島根県松江市内で開催。キャリアコンサルタントの寺本直美さんによるワークショップもあり、15人の若手社員が参加した。
(まいどなニュース/山陰中央新報)