幼稚園に通うお子さんを持つ主婦Yさん。ある日、親しくしているママ友からまさかの“熱烈なひと言”を投げかけられて衝撃を受けたのだとか …。
ごく普通の「ママ友」だと思っていたけど…
「そのママ友とは幼稚園で知り合って、お互いの家を行き来したりランチをしたりする仲でした。子供同士が仲良しということもあり、良い関係性を築けていると思っていました」
ある時、忙しさが重なったYさんが延長保育を使ったため、2週間ほどそのママ友と顔を合わせる機会がありませんでした。そして久しぶりに幼稚園で再会したときのこと。
「手を振りながら『久しぶりだね!』って声をかけたんですよ。そしたら、ママ友の表情がみるみる曇り『どうしてそんなに明るく話しかけるの!?私は会えなくて寂しかったんだよ!?』と訴えてきたんです。え、何これ…って、一瞬状況がのみ込めませんでした」
確かに親しい仲ではあるものの、これにはYさんも戸惑ってしまいました。
あなたにとって、私ってどんな存在…?
「驚きました。会えなくて寂しかったって言ってくれるのはありがたいんですけど、温度差を感じずにはいられなくて…。ドライなようですが、自分の考えとしては『ママ友』という関係はあくまで子供ありきというのがあって。自分の中で線引きをしていたのですが、そこにぐっと踏み込まれて焦りました」
この出来事以降、Yさんは少し距離感を気にするようになったそうです。 最後にYさんに、そのママ友との今後について聞いてみました。
「これからもきっと仲良くすると思います。なんだかんだでいい人だし、寂しかったって言ってくれるのも悪い気はしないですから。ただ、またそんなセリフを聞くことがあったら…そのときは『恋人じゃないからね!』ってツッコミを入れようかなと思っています(笑)」
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親しいからこその思いがけないエピソード。ドロドロとしたママ友トラブルも困りものですが、こんな風に「熱すぎる」好意をぶつけられるのも、ちょっと対応に迷ってしまいそうですね。
妊活・出産・育児の総合情報サイト「プリママーズ」によるママ友トラブルに関するアンケート調査【2022年】では、ママ友とトラブルになったことがある人の割合は60.8%と半数を超えています。
自分に合ったスタンスで、深入りせずお互いを尊重することが心地よいママ友関係に繋がるのかもしれません。
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