「まってwwwwwwwww
吉池で買ったタカアシガニ意外と生きてて怖いwwwwww
なぜお風呂場にタカアシガニが居るんだろう」
こんなポストをされたのは奇食崇拝者Rikuto(@naze6622)さん。
「吉池」といえば、プロも通う御徒町駅前の鮮魚店です。奇食崇拝者Rikutoさんはその日買ったタカアシガニを家に持ち帰り、お風呂場で開封したところまだまだ元気に生きていたといいます。
「リアルかに道楽の看板をご自宅で。。。」
「めちゃくちゃ大きいですね」
「お風呂が一気に水族館に」
「アンガールズ田中の動きに似てますね」
投稿位は、たくさんのコメントが寄せられました。ポストをされた奇食崇拝者Rikutoさんにお話を聞きました。
ーーどのような状況で撮影されたのでしょうか?
「タカアシガニを大きな発泡スチロールに入れて電車で家まで持ち帰り、息があるかどうかすごく気になってたので慌ててお風呂場まで持っていき、開封すると全く動かなかったので残念と思いながら発泡スチロールから出した途端に復活したかのように思いっきり動き出したので、びっくりと興奮でその場で動画で撮影しました!」
ーー生きていることに気づいた時のご感想は?
「発泡スチロールに入っていた時は仏になってると思っていました。出した瞬間にめちゃくちゃ動き出したので、最初は声出してビビりました! ひえっ!って声が出ましたw 驚きと喜びで興奮しました!」
ーー動画の後は?
「生きてる姿を30分ぐらい観察してから氷締めして解体しました」
ーー実際に食べてみたら?
「なんじゃこれうますぎ!って感動しました! 実はタカアシガニを食べたのは2回目なのですが、1回目は身が水っぽくあまり美味しくありませんでした。なので今回も期待はしてなかったのですが、食べてみると想像を遥かに超えてくる美味しさでした!
タラバガニの身を少し柔めにしたような食感で甘みが強く出汁もかなり出て美味しいです。深海の生物をお風呂場で解体してるという非日常感に浸ってましたw」
ーー食への飽くなき好奇心の始まりは?
「過去に野宿をしてみた経験からです。お金を持たずに野宿したので食べ物が買えずに空腹でいた時、初めて川にいる鯉を捕まえて野焼きにして食べたのが食への好奇心、探究心の始まりです。
ちなみに鯉を食べた後にカミキリムシの成虫を食べました。普段の日常生活の中で絶対に食べることがないであろう食材を食べることにすごく快感というものを得てしまったのです」
ーーこれまで食べられたものの中で一番印象に残っているものは?
「そうですね。初めてロードキル(車に轢かれて亡くなった動物)を食べたときのタヌキですね。轢かれて死後3時間以内のものを頂きました」
奇食崇拝者Rikutoさんは「今年から食への探究に本腰を入れて活動していこうと思ってます。SNSを使って活動について大きく発信していったり、試食会や展覧会などのイベントを開いたり同人誌を作ったりなど、いろんな事に挑戦していきます!食への探究心を深め、食の選択肢を増やし続けます!」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)