犬用の「ハウス」とは、ワンちゃんの寝床や落ち着く場所、プライベート空間のこと。とくに、パピー期のワンちゃんにとっては、おうちでの生活リズムに慣れたり、留守番中や飼い主さんの目が届かないとき、ハウスに入ってもらうことでケガや事故を未然に防ぐことができたり、有用なシーンが多々あるでしょう。
「【わた報】わたぼうハウスを開けて初めての一歩を踏み出した時……」。2025年1月27日、X(ツイッター)ユーザー・ペキニーズのわた坊さん(@watabou_peki)は、そんなコメントとともに15秒ほどの動画を公開しました。
そこには、愛犬・白ペキニーズの男の子「わた坊」くんが犬用の室内ハウス、通称『わた坊ハウス』のドア前に座っている姿が映っています。
飼い主さんに「おいで」と言われたわた坊くんは、すくっと立ち上がりました。そして、ドアに向かって右前足をちょいちょい……。どうやらいつもは閉まっているドアが開いていることに気づいたようです。
おそるおそる、顔をドアの外に出してクンクンとニオイを嗅ぐわた坊くん。
ついに、ドアが開放されていることに気づいたようです。そのままゆっくりと外に出てきました。
わた坊くんは、前方で一部始終を見守っていた飼い主さんのもとへ。「いい子、いい子」と、頭を撫でられるわた坊くんはまんざらでもない様子です。
この動画は、約118万回再生され、3.1万件の“いいね”を集める大反響に……! 飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
大きな一歩を踏み出したわた坊くん
ーー撮影時の状況について教えてください。
「この動画は、2024年12月21日、お迎えして2カ月経ったときに自宅で撮影しました。これまで私たちに抱えられて、ハウスから出ることはありましたが、自分でドアを開けて出ることはありませんでした」
ーー飼い主さんはこの光景を見てどう思われましたか?
「『おいでおいで!』と声をかけたものの、当の本人は何もわかってない感じで、そのピュアな反応にキュンとしました」
ーーわた坊くんは、どのような気持ちだったか想像でかまいませんので教えてください。
「『え、開いているの? お外に出ていいの?』いった気持ちでしょうか」
ーーこのあと、わた坊くんがどうなったか気になります!
「嬉しそうにシッポを振りながら甘えてきて、頭をなでなでされました」
リプライには、「か、かわいさにやられたぁ〜……」「ウフフ。赤ちゃんの第一歩」「すごいかわいい、仕草もとろける」「ひとりのペギニーズにとって小さな一歩だが、犬類にとって大きな飛躍だ!」「かわいくて泣いた」「偉大なる一歩、見た方が良いです」など、わた坊くんの微笑ましい姿に感動する声が続々と集まっています。
わた坊くんは、現在、生後4カ月を迎えました。これからどんどんお外の世界へと行動範囲を広げていくことでしょう。また、いろいろな“初めて”を披露してほしいですね。
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)