「ねぇ嘘でしょ夢の国…………
息子にとって初めてのインパの日。
生まれて初めてシューズを履いたものの片方落としてしまったのだけど
先ほどお家に戻ってきたんだが?
一生忘れられないよー
偉大なるディズニーランド様、本当にありがとうございます」
東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)で失くしてしまった息子さんのシューズが戻ってきたことを、ママの鮭さんがX(旧Twitter)で報告。そのシューズは、9カ月の息子さんが初めて履いたという片方の靴。パーク内で見つかり、ゆうパックで送られてきたといいます。投稿には、「魔法」「夢の国!」と感激する人たちや、同じように落とし物が戻ってきた人たちからコメントが寄せられ、話題になりました。
「諦めてたところだから余計に感動しますよね」
「これぞ魔法なり」
「きゃーやっぱり夢の国!ファーストシューズ帰ってきて本当に良かった!!!」
「私も、10年前になりますが抱っこしていたジェラト-ニ(ぬいぐるみ)を置き忘れてしまい(リュックに入れていると思い込んで気付いたのは空港でした)電話をかけたところ見つけて下さり自宅まで送って下さいました」
「自分もユニバでフライングダイナーで靴ぬげて、吹っ飛んで、スタッフさんと一緒にさがしてこのような形で送られてきました」
「20年以上前に家族でディズニーに行った頃、弟が胸につけてたディズニーのパスをケースごと紛失してインフォメーションで再発行してもらったのですが、数日後無くしたパスが後日自宅に届いたのを思い出しました 諦めてたところだから余計に感動しますよね」
見つからないと諦めていたというファーストシューズ。シューズが送られてきた時のことなどを、鮭さんに聞きました。
「雨も降っていたので見つかってもボロボロだろうし、まず見つからない」と諦めていたが…
――息子さんを連れて、ディズニーランドに行かれたのは。
「1月19日です。生まれて初めて靴を履かせたのでこちらも慣れておらず…どこかで脱げてしまったんだと思いますが、広いパーク内で思い当たる場所も何もなかったです」
――どこで脱げてしまったか思い当たる場所もなかったんですね。
「はい。雨も降っていたので見つかってもボロボロだろうしまず見つからないと思って諦めて届け出をせず帰宅しました」
――当日は諦めて届け出をしなかったと。
「帰宅後、ボロボロで見つかってもそれはそれで思い出じゃないかと夫と話し、翌日Webから遺失届けの申請をしました」
シューズを落としてから10日後、荷物の送り主がディズニーランド…鳥肌が立った
――申請後、シューズが送られてきたのはいつ?
「1月29日頃、ポストを開けると送り主が『ディズニーランド』で不在届が入っていました。戻ってくるわけないと思っていたし、既に忘れかけていたので…送り主を見たときに鳥肌がたちましたね」
――ディズニーランド側にお礼のお電話などされましたか。
「私のような落し物をされた方の手配でお忙しいかなと思いあえて連絡はしていませんでしたが、受領届と感謝の気持ちをつづったお手紙を郵送しました」
――シューズが見つかり、送られてきて本当によかったですね。
「本当に素晴らしいホスピタリティで、落し物をした身なのにこんな夢のような気持ちにさせていただいていいのかと思いました。息子にとって、ママになって初めてのディズニーランドでシンデレラのような経験をありがとうございます。見つけてくださった方、届けてくださった方、大切に保管し送ってくださったディズニースタッフの方の目に止まればいいなと思いSNSで投稿したのでたくさん拡散されてうれしいです」
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)