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柴犬、大雪のなか大切な「おもちゃ」を紛失…発掘したのは!?「そんな雪深いのにすご過ぎ!」「カッコいい」

まいどなニュース 2025年2月10日 7時25分

雪の多い地方に住む、LISA(@mi_di_0815)さん。ご自宅の庭にある大きなドッグランにもたくさんの雪が積もり、5歳になる柴犬の男の子、おみつくんと、もうすぐ5歳になるウルフドッグの女の子、ディオネちゃんは、毎日楽しく雪のなかを走り回っています。

この日の朝、「【悲報】柴犬がお団子のおもちゃを雪の中に落としてしまい紛失する」と、X(旧Twitter)に投稿したLISAさん。

「お団子のおもちゃ」は、散歩の時もくわえて持っていくほど、おみつくんの今いちばんのお気に入りなのだそうです。

「春までお別れですね」というコメントも寄せられていたように、大量の雪が積もった広大なドッグランのなかから小さなおもちゃを探すのはほぼ不可能……。しかしこの日の夜、奇跡が起きたのです!

発掘の瞬間を撮影!

「ぎゃーーー!おみつが失くしたお団子のおもちゃをディオネがまた雪の中から見つけてくれた!ディオネの嗅覚は本当にすごいや…春までもう見つからないと思ったよ」

そうつぶやき、LISAさんがXに投稿した動画には、大量に積もった雪のなかから、ウルフドッグのディオネちゃんが見事に「お団子のおもちゃ」を発掘した瞬間が映っていました。

「おみつが『お団子のおもちゃ』を紛失した日はとくに積雪が多く、どんどん雪が積もっていった上に、事情を知らなかった夫が自宅ドッグラン内の雪かきをしていたため、さらに捜索が困難な状況でした。最初はおみつも一生懸命に探していたのですが、基本的に頑張ることが嫌いな性格なので(笑)、すぐに諦めてしまいました」(LISAさん)

雪山に登り、雪を掘り始めた直後…

そんな時、嗅覚が鋭く、「お団子のおもちゃ」の名前と形を理解しているという賢い妹犬、ディオネちゃんに、「お団子のおもちゃ探して!お団子だよ。お団子~、お団子~」と、声をかけていたというLISAさん。

「ディオネは理解してくれたようで、自宅ドッグランをうろうろクンクンして探し回ってくれましたが、残念ながら日中は見つけられませんでした。夕方もう一度自宅のドッグランに出た際、もう一度強く暗示をかけると(笑)、ディオネがクンクンと匂いを嗅ぎながら、夫が雪かきの際に作った雪山に登り、雪を掘り始めた直後、なんと『お団子のおもちゃ』を発見しました(涙)。その時の様子が投稿した動画になります」(LISAさん)

「お団子のおもちゃ」のその後に驚き!

動画の最後には、発掘された「お団子のおもちゃ」をさっそくLISAさんに投げてもらい、嬉しそうにぴょーんと飛んで取りに行くおみつくんと、それを誇らしげに見守るディオネちゃんの美しい横顔が映っています。

「ディオネは体が大きくて賢く頼もしいウルフドッグですが、いつまで経ってもおみつの“妹”であり、我が家の末っ子なのです。自分にとって大切な大切なおみつのためなら、ディオネはすごい力を発揮してくれます」(LISAさん)

無事、おみつくんの手元に戻った「お団子のおもちゃ」でしたが、なんとこの後、ディオネちゃんが横取りしたのだそうです。

「ディオネも『お団子のおもちゃ』が大好きなんです。どちらかが楽しそうに遊ぶおもちゃだからこそ羨ましくなる……ということも多々あると思います。今回の場合は、“楽しそう!一緒にこれで遊ぼう!”というシンプルな気持ちから、おみつが遊んでいる最中にディオネが横取りした感じです(笑)」と、LISAさん。

「おみつは決して怒らず、頑張ることが嫌いなので(笑)、取り返すこともせず、ディオネが遊び終わるのを近くでずっと待っているんです。それがおみつなりの妹に対する優しさなのです」(LISAさん)

みんな大好き「お団子のおもちゃ」

柴犬のおみつくんは、生まれつき「膝蓋骨脱臼(パテラ)」の症状があるため、LISAさん夫妻が偶然訪れたペットショップで「里親募集」の紙を貼られて陳列されていたという、元保護犬。

しかし、元動物病院勤務だったLISAさんに見守られ、ディオネちゃんと共に自宅の大きなドッグランで楽しく遊ぶうち、筋力もアップ。

今では疾患があるとは思えないほど、毎日元気に走り回っています。

その後、ディオネちゃんから「お団子のおもちゃ」を取り返した、おみつくん。今は兄犬としての威厳を見せながら、「お団子のおもちゃ」を死守しているそうです。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)

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