森永乳業は2月10日、ケーキタイプのアイス「ビエネッタ」の販売を3月31日で終了すると発表しました。対象商品は、ビエネッタバニラ、ビエネッタティラミス、ビエネッタカップバニラのシリーズ全商品。販売終了の理由は、ライセンス契約の終了のため。
同商品の販売終了が発表されると、ネット上にはショックの声が相次いでいます。「えええええ」「あこがれのアイスが」「好きだった」「残念」「子どもの頃の贅沢アイスが」「誕生日ケーキはビエネッタだったのに」「終了までにもう一度だけ食べたい」など。
ビエネッタは1983年9月発売。商品名は「ビエンヌ」というウィーンの貴婦人をイメージした造語です。
幾層にも重なった、パリパリとした食感の薄いチョコレートとアイスクリームが特長で、「繊細な層を再現することは難しく、発売開始から40年以上たった今も、類似品のない唯一無二の商品として、長らくお客さまに愛されてきました」(同社)。2011年には一人でも楽しめる「カップタイプ」も発売しました。
同社では「40年以上にわたりご愛顧いただき、まことにありがとうございました」と感謝を述べた上で、「弊社はこれからも企業理念『かがやく“笑顔”のために』の実現に向け、お客さまに寄り添ったおいしいアイスの提供を続けてまいります」としています。