28日午前2時45分ごろ、茨城県牛久市牛久町から「建物が燃えている」と119番があった。約2時間半後に消し止められたが、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から年齢、性別不明の2人の遺体が見つかった。
県警牛久署などによると、この住宅は3人暮らしという情報があるが、3人とも連絡が取れていない。同署は遺体で見つかった2人は住人の可能性があるとみて調べている。
現場はJR牛久駅から南西に約1キロの住宅街。通報した50代の男性は「ボン、ボンと音がして目が覚めた。花火かと思って外を見上げると、隣の2階から火が吹き出ていて、急いで119番した」と話した。この男性によると現場の住宅では80代とみられる母親と、50代前後とみられる姉弟の3人の姿を見たことがあるという。【西夏生】