6月7日に人口50万人を達成した千葉県松戸市で10日、50万人目となった赤ちゃんを祝うセレモニーが開かれた。
同市の会社員、千葉裕介さん（33）の次女で、6月1日生まれの遥賀（はるか）ちゃんが、裕介さん、母親の怜さん（34）、姉の伊織ちゃん（2）と一緒に市役所に招かれた。
本郷谷健次市長が「（市の人口は）4万433人で始まって、長い歴史で50万人を達成した。市民みんなでお祝いしたい」と迎えて記念撮影。JAとうかつ中央の田嶋幸浩会長が「新鮮で安心安全な地元の野菜を食べて、大きくなってください」とトマトやナスなどの採れたて野菜と商品券を贈った。
裕介さんは同市出身で、仕事の関係で一時県外に出たが、東京勤務を機に「医療費補助や保育など子育て制度が整い、自然も残る環境で育てたい」と地元に戻った。怜さんは「夜は寝てくれて親思いの子。ただただ健やかに育ってほしい」と願いを込めた。【柴田智弘】