28日に松山市の愛媛県県民文化会館で行われる吉本新喜劇65周年記念ツアー愛媛公演（あいテレビなど主催）をPRするため、新喜劇座長の吉田裕さん（45）と「愛媛県住みます芸人」のもりすけさん（38）が毎日新聞松山支局を訪問した。吉田さんは「舞台上で暴れ倒して、テレビではない生の力強さを感じてもらえれば。『もういっぺん見たい』と思われる舞台をお届けしたい」と話し、気合十分だ。
愛媛公演では二人のほか、間寛平さんや辻本茂雄さん、島田珠代さんらが出演。新喜劇以外にも同県今治市出身の村上ショージさんやお笑いコンビ「矢野・兵頭」や「蛙亭」などが登場する。
愛媛の印象について、吉田さんは「道後温泉がめちゃくちゃ気持ちよかった思い出。お客さんがめっちゃ盛り上がってて、また来たいと思っていた」と振り返った。現在の同県久万高原町出身で住みます芸人として同町に帰ってきた、もりすけさんは「僕は新喜劇に必要な能力がほとんどない。おんぶに抱っこで生きてきた。それを愛媛の皆さんに見てほしい」と笑いを誘い、「愛媛の人にちょっとでも知ってもらえるよう頑張る」と話した。
第1部は午前11時半、第2部は午後3時半に開演する。全席指定6500円。3歳未満は無料だが座席が必要な場合は有料。問い合わせは、あいテレビビジネス開発部（089・921・2192）。【山中宏之】